浦添市美術館
新着情報
- 2024年08月01日令和7年度 浦添市美術館企画展示室等の利用申し込み仮受付開始
- 2024年06月03日浦添市立美術館年間スケジュール(令和6年度)
組織概要
かつて琉球の王都であった浦添は、13~14世紀頃に日本をはじめ中国・朝鮮・南方諸国との交易によって経済的繁栄と豊かな文化を作り上げていました。このような歴史的背景を、現代の都市づくりに生かす取り組みの一つとして、昭和58年に「琉球漆器の美展」も開催しました。本展は、本土へ渡った琉球漆器の名品約180点を沖縄ではじめて紹介し、内外に大きな反響をよびました。
これを機に美術館建設の要望が高まり、平成2年に日本初の漆芸専門美術館・沖縄初の公立美術館として浦添市美術館が誕生しました。以後、優れた美術作品の鑑賞の場として注目を集めているほか、収蔵品をはじめとする漆芸品の調査研究も行っています。
主な業務内容
1.漆器の美を紹介 - 常設展示 -
当美術館は、16世紀から現代までの優れた琉球漆器のコレクションを中心に、日本をはじめ周辺諸国の漆芸品も収集しています。 常設展示室では、年3回ごとに新たなテーマで、当館の収集した琉球の漆芸品を中心に、約60点の作品を展示・紹介します。
2.世界の美が浦添に - 企画展示 -
国内はもちろん世界の優れた美術作品について、ユニークで質の高い展示会を開催します。講堂では展示会に関連した講演会やなどを行います。
3.創作と発表の広場 - 作品発表と教育・普及活動 -
当美術館の企画する展示会以外にも、一般のグループ展や個展などの発表の場としても利用できます。また、当館の実習室では漆芸教室や版画教室、陶芸教室などの実習を定期的に行います。
4.琉球・アジアの漆芸品の研究 - 調査・研究活動 -
琉球漆器を中心に世界の漆芸品や琉球沖縄の歴史文化について調査・研究し、その成果を発表していきます。