記事番号: 1-12207
公開日 1900年01月01日
浦添市港川(2)地区における急傾斜地崩壊危険区域指定説明会について
平素より、浦添市防災行政へのご理解とご協力有難うございます。
平成28年9月12日(土)大雨の際、浦添市港川急傾斜個所で岩の崩落の連絡があり、浦添消防が出動する事態が発生いたしました。
自治会・周辺住民・防災危機管理室職員3者にて崩落地一帯の現場確認を行ったところ、崩落しそうな大きな岩が見つかり、浦添市としても危険性を確認し対応が必要と判断しました。
これらを踏まえて沖縄県に働きかけ急傾斜地崩壊危険区域へ指定をし、県に対策工事を実施していただく方向で働きかけを行ってきました。
沖縄県が工事を行うにあたり、急傾斜地周辺の地権者様へ急傾斜地崩壊危険区域に指定されると、どのようなことが起こり得るか事前に理解していただき、指定及び工事についての同意をいただけるよう、説明会の開催を予定していました。
しかしながら、コロナウイルス感染拡大により、現在まで開催に至っておらず、今後も見通しが出来ない状況となっています。そこで、早期の対策工事の実施及びコロナウイルス感染拡大防止の観点により、関係資料の送付、ネット配信による住民説明会、港川自治会で住民説明会映像の配信と質問の受付等にて対応させて頂くことになりました。どうぞご理解とご協力の程お願い申し上げます。
説明会動画(youtube)
Q&A
質問1 今回、急傾斜地崩壊危険区域に指定されるのは、急傾斜地区域と誘発助長地区域のみで、 被害区域は指定されないのか。
回答1
急傾斜地崩壊危険区域として指定されるのは、急傾斜地区域と誘発助長地区域に選定されている区域です。
そのため、被害区域は急傾斜地崩壊危険区域に指定されない範囲となります。
質問2 以前に落石があったとのことだが、場所は具体的にどこなのか。
回答2
浦添市字城間2952-14付近にて、岩が落石しているのを確認しております。
質問3 工事を行う際に、工事車両等が駐車するために該当地番にある地権者所有の駐車場を無償で借りる予定はあるのか。
回答3
具体的な施工計画は、急傾斜地崩壊危険区域指定後の実施設計に基づく工事着工前の施工業者が作成する工事計画で決定します。
質問4 被害区域に入っていない土地を所有しているが、なぜ入らなかったのか知りたい。
回答4
被害区域は斜面下部の誘発助長区域から崖高さの範囲までの部分が該当します。
今回、県の調査も同様の基準で実施され、その範囲に入らなかった場合は、被害区域に該当しません。
質問5 今回の転石・落石対策工事に関して、倒木リスクのある木の伐採・撤去も行う予定はありますか。
回答5
具体的な対策内容は、急傾斜地崩壊危険区域指定後の実施設計の際に決定します。