記事番号: 1-14929
公開日 2026年03月11日
更新日 2026年03月11日
【 重要 】 事前の申し出について
令和8年4月1日より、RSウイルス(母子免疫)ワクチンが定期接種に導入されます。
対象となる妊婦さんのうち、制度開始日(4月1日)に接種期限を迎える方が含まれます。市では対象者の特定が困難なため、接種を希望される方は至急お問い合わせください。
〇定期接種の対象: 妊娠28週0日~妊娠36週6日までの妊婦
※4月1日時点で妊娠36週6日の方は、当日が最初で最後の接種機会となります。
〇接種開始日: 令和8年4月1日
【 申し込み・お問い合わせ 】 健康づくり課 予防係(℡098-875-2100)
RSウイルス感染症とは
特に小児呼吸器症状を引き起こすウイルスです。1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が少なくとも1度は感染するとされています。
感染すると2~8日の潜伏期間ののち、発熱、鼻汁、咳などの症状が数日続き、一部では気管支炎や肺炎などの下気道症状が出現します。初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴(ゼーゼーと呼吸しにくくなること)や呼吸困難、さらに細気管支炎の症状が出るなどの重症化することがあります。
2010年代には、生後24か月未満の乳幼児における年間のRSウイルス感染症発生数は、12~18万人であり、3~5万人が入院を要したとされています。また、入院例の7%が何らかの人工換気を必要としたと報告もあります。
RSウイルスの流行には季節性があり、新型コロナウイルスの流行以前には秋冬に流行がみられましたが、近年には夏に流行がみられています。接触・飛沫感染より伝播するため、手洗いや手指衛生といった基本的な感染対策が有効です。治療は症状に応じた治療(対症療法)が中心で、重症化した場合には酸素投与、点滴、呼吸管理などを行います。
RSウイルス感染症予防接種(母子免疫ワクチン)
※令和8年4月1日時点で対象者の方 … 予診票の発行が必要になりますので、接種を希望される方は健康づくり課(098-875-2100)までお問い合せください。
対象者
〇妊娠28週0日から36週6日までの間の女性
※接種後14日以内に出生した乳児における有効性は確立していないことから、妊娠38週6日までに出産を予定している場合は、かかりつけ医にご相談ください。
〇過去の妊娠時にRSウイルス(母子免疫)ワクチンを接種したことのある女性
接種回数
妊娠ごとに1回
接種費用
無料(全額公費負担)
接種場所
市内指定医療機関 または 本島内の地区医師会会員医療機関
※接種を受ける際は、予診票と親子(母子)健康手帳をご持参ください。
使用する(母子免疫)ワクチンについて
母子免疫ワクチンは、ファイザー社の組換えRSウイルスワクチン:アブリスボを使用します。このワクチンを妊婦の方に接種すると、母胎内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた乳児が出生時からRSウイルスに対する予防効果を得ることができます。
医師が特に必要と認めた場合は、他ワクチンと同時接種が可能です。
接種できない方
〇明らかな発熱を呈している方
〇重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
〇ワクチンの成分によってアナフィラキシーを呈したことが明らかな方
接種に注意が必要な方
〇接種によって妊娠高血圧症候群の発症リスクが上がるという報告もあるため、妊娠高血圧症候群の発症リスクが高いと医師に判断された方や、今までに妊娠高血圧症候群と診断された方
〇筋肉内に接種するため、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方
〇心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方
〇予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった方
〇けいれんを起こしたことのある方
〇免疫不全と診断されている方や、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
〇ワクチンの成分に対してアレルギーを起こすおそれのある方
〇その他、医師に不適当な状態と判断された方
ワクチンの効果・副作用
| 生後90日時点 | 生後180日時点 | ||
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母子免疫 ワクチンの効果 |
RSウイルス感染による医療受診を必要とした 「下気道感染症」の予防 |
6割程度の予防効果 |
5割程度の予防効果 |
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RSウイルス感染による医療受診を必要とした 「重症下気道感染症」の予防 |
8割程度の予防効果 |
7割程度の予防効果 |
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ワクチンの接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、ショック・アナフィラキシーがみられることがあります。(※)ワクチンを接種した部位の症状 添付文章より厚労省にて作成
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発現割合 |
主な副反応 |
| 10%以上 | 疼痛(40.6%)、頭痛(31.0%)、筋肉痛(26.5%) |
| 10%未満 | 紅斑(※)、腫脹(※) |
| 頻度不明 |
発疹、蕁麻疹 |
接種を受けた後の注意
〇接種後30分は程度は安静にしてください。また、体調に異変を感じた場合には、速やかに医療機関へご連絡をお願いします。
〇注射した部分は清潔に保つようにしてください。接種当日の入浴は問題ありません。
〇接種当日の激しい運動は控えてください。
予防接種健康被害救済制度について
予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。
RSウイルスワクチンの場合は、接種を受けたご本人及び出生した児が対象になります。なにかございましたら健康づくり課までお問い合わせください。
