教科書の説明的な文章について、筆者の主張を分析し納得できるかどうか、お互いに批評し合う裕樹先生の研究授業を参観しました。２年３組全員が、自分自身は筆者のどの主張にどれだけ納得できるかどうかを示し、反論する場合は自分なりの根拠となる情報を収集してグループでの発表にのぞんでいました。根拠を示す表現の方法も様々で、他のグラフを探してきたり、イラストでわかりやすく説明したり、浦添でのクマゼミの数を公園に出かけて行き土の状態が違う２か所で捕獲して比較してみるなど、筆者の主張に対する批評活動があちこちで展開されました。「筆者に直接電話して聞きたい！」と言った生徒の様子から、一人一人が主体的に取り組んだ生きた授業となったと思いました。