ビブリオバトルの後の図書室

公開日 2024年12月04日

  先日の「ビブリオバトル」を受け,図書室の先生が「ファイナリスト6冊」をさっそく紹介しました。

  魅力ある発表となった今回のチャンプ本は,「先生,宿題を忘れました」。

 

  学校でも時々聞かれる「先生,宿題を忘れました」というひと言。

  この本は,宿題を忘れてしまった男の子のハプニングを描いた,楽しくて考えさせられる絵本になっています。

 この本の面白さの一つに,宿題を忘れてしまった主人公が,ありえないような面白い理由を次々と考え出すところがあります。「○○○」のせいだとか,「□□□□」の仕業だとか,子どもらしい豊かな想像力が笑いを誘います。

 また,嘘をつくことは良くないことですが,この本では,嘘をつくことの意味や,よりよい嘘のつき方について考えさせられます。先生とのやり取りを通して,子どもたちは嘘の本当の意味を学び,創造性を育むことができるでしょう。

 

 このように本は,「魅力」がいっぱいです。

 ビブリオバトルが「本」と「子ども」,「子ども」と「子ども」 をつなげるきっかけとなっています。

 みなさん,図書室へ!!

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