公開日 2024年11月13日
登校すると,児童玄関側の木「ホウオウボク」にたくさんの子ども達が集まっていました。
近寄ると,虫の幼虫が大量に発生し,木の葉を全て食い尽くす勢いでした。
「シャクトリ虫?」
「葉っぱがなくなっているけど,すごくない?!」
「何という『虫』?」
と子ども達が聞いてくるので,早速,理科専科の先生に聞いてみると,すぐに,
「『ホウオウボククチバ』という『蛾の幼虫』だよ。」
と答えが返ってきました。
「ホウオウボククチバ」は,特に10~11月に発生ピークを迎え,毒性はないようですが,市民からの苦情が寄せられることがある「不快害虫」にあたるようです。
人気がない虫のようですが,シャツにつけられたり,ぶら下がっているのをじっくり見られたりしていました。
4校時入る前の休み時間には,1匹1匹枝などを使い,地面にいる「ホウオウボククチバ」を木に移動させる心優しい児童もいました
「なんで移動させているの?」
と聞くと,
「かわいそうだし,生きているから・・・。」
とのこと。
昨日は「ホウオウボククチバ」からいろいろと気づき,学ばされた日でした。