ムーチー作り

公開日 2025年01月23日

更新日 2025年01月23日

 沖縄の伝承文化「ムーチー」を作りました。もち粉、紅芋フレーク、砂糖、水を大きなボールに入れ、よく混ぜてこね、紅芋ムーチーを作ります。サラサラの粉から餅に変化する過程を紅芋の香りを楽しみながら作りました。そして子どもたちの出番です!去年から「包む」「紐を巻く」「1回結び」「リボン結び」を練習してきたのでスムーズに取り組むことができました。本物のサンニンの葉に少し苦戦しながらも頑張って包んでくれました。包むのが終わると園長先生の待つシンメーナービーへ「蒸してください」と、持っていきました。昔ながらのシンメーナービーで作るムーチーは、より美味しく感じます。ムーチーの香りを感じながら蒸しあがるまで「ムーチーのうた」を歌ったり、大型紙芝居「鬼ムーチー」を見てムーチーの由来を伝えました。ムーチーの由来は、仏壇にムーチーを供え健康祈願したり、子どもの年の数だけムーチーを天井から簾のように吊るして厄払いのまじないとしていたそうです。完成したムーチーを喉に詰まらせないように気をつけながら、みんなで美味しく頂きました。これからも沖縄の伝承文化を大切に伝えていきたいですね。

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