本日５月１４日（火）教育相談週間特設授業を実施しました。喜久川校長先生から全校生徒へ「心配事のしくみ」～昨年度、校長室に訪れ相談を求めた神森中の生徒の様子から～という演題のもと講話（特別の教科道徳）をいただきました。
本時のねらいは
①世界各国で研究されているデータをもとに、「自分の悩みを理解し、悩みとどう向き合うか」について学ぶことで、生徒の問題解決スキルの向上に期待できる。
②校長を含めた教師は、「相談をいつでも受け入れたいと思っている」というメッセージを伝えることで、生徒に安心感を与える。
③他の人がどのような悩みを抱え、それにどう対処しているか学ぶことで、生徒の他者への理解と共感力を育む。
という３つのねらいのもと、スライドを用いて「心配事の７４％は実際は起こらない」「残りの２６％の心配事のうち事前にしっかり対策を行えば２１％は防ぐことができる」だからしっかり対策を行えば「心配事の９５％は起こらない」ということや、カナダ・ブリティッシュコロンビア大学のエリザベス・ダン心理学博士研究の「人を幸福・幸せにする３つの条件」についてお話しされ、「人との関わり」「親切心」「目の前のことに集中する」の３つについて子どもたちに質問を交えながら講話を行いました。
全校生徒、職員は「心配事」や「幸福・幸せ」について深く考える良い機会となりました。

校長講話（特別の教科道徳）実施

校長講話（特別の教科道徳）実施

校長講話（特別の教科道徳）実施