記事番号: 1-2180
公開日 2024年03月19日
去った2月6日(火)に当山小学校で「歯の健康講演会」が開催されました。
沖縄県は12歳児のむし歯の本数が全国平均の約2倍で、むし歯が全国一多いことが長年の課題となっています。
特に学童期のむし歯は、大人になってからのむし歯や歯の喪失にも関連しているので、子どもの頃からの予防が大切です。
令和2年度以降は新型コロナ流行により、学校での歯磨きが難しくなっていましたが、徐々に学校活動が戻りつつある状況を踏まえ、今回当山小学校で歯の健康講演会を行うことになりました。
今回は、当山小学校 学校歯科医(よつ葉歯科院長) 高良正一郎先生 を講師としてお招きし、
当山小学校の児童を対象にご講演いただきました。当日は授業参観日でもあったので、多くの保護者様もご参加くださいました!
高良先生からは子ども達にも分かりやすい内容で、第一大臼歯をはじめとする歯の大切さや、仕上げ磨きの必要性、また実際に手鏡を配布して、第一大臼歯の場所を確認したりと丁寧に説明していただきました。
子ども達も先生に質問したりと積極的に学んでおり、とても有意義な時間となりました。
講演を聴いた子ども達からは、
「磨き残しの多い場所はポイントブラシやフロスを使って、これからもむし歯がないままで頑張っていきたい。」
「歯がなくならないように、いま努力しないと後から苦労することに気づいた。」
「むし歯や菌は、人間が寝ている間に歯を溶かしたり、むし歯を増やしたりするから、寝る前にはちゃんと歯磨きをして、ぐっすり眠りたい。」
「ちゃんと歯を磨けていると思っていたけど、歯には歯垢というものがあって、正しい歯磨きをしないと全部は落ちないことが分かった。なので鏡を見ながら丁寧に歯磨きをしていこうと思った。」
など、たくさんのご感想をいただきました。
令和5年度の歯の健康講演会は、当山小学校で無事終えることができました。
また今後多くの小中学校で講演会を実施する等、むし歯予防の対策に取り組んでいきたいと思います。
ありがとうございました!