記事番号: 1-5448
公開日 2023年04月13日
CKDシールであなたの腎臓を守ります!
CKDシールとは?
CKD(慢性腎臓病)の患者さんは、腎臓に負担をかけないように、薬の種類や分量の調整が必要な場合があります。例えば、複数の医療機関を受診している場合、違う医療機関では患者さんの腎臓の状態がわからないため、腎臓に負担をかける種類・量のお薬が出される可能性があります。
そこで浦添市と浦添市医師会が協力して、腎機能の数値を記入できるCKDシールを医療機関や薬局に配布し、お薬手帳に貼る取り組みを開始しました。複数の主治医、薬剤師、患者さん自身が腎臓機能の状態を確認し、薬による腎臓への負担を減らすことで、CKDの悪化を予防することができます。
こんな方にシールを配布します
1.腎臓の働きが低下している方
2.お薬の種類や量によって、腎臓に負担がでる可能性がある方
3.その他必要な方
シールの数字の見方
シールには腎臓の働きを示す血液検査の数値、eGFR(イージエフアール)が書かれています。正常値は60以上であり、60未満になるとCKD(慢性腎臓病)が疑われます。
シールの数字
45~59・・・軽度から中等度腎機能低下
30~44・・・中等度から高度低下
15~29・・・高度低下
15未満・・・末期腎不全
よくある質問
Q どこで貼ってもらえるの?
市内の医療機関(主に内科)や保健相談センターで貼ってもらえます。
Q CKDシールを貼ったお薬手帳はどうすればいいの?
医療機関での治療や検査、薬の処方の時、主治医に見せてください。また、薬局でお薬を受け取るときには必ず薬剤師にお見せください。
Q 自分の腎臓の働きってどうやったらわかるの?
人間ドックや特定健診を受けると、血液検査で eGFR(腎臓が血液をろ過する能力)を知ることができます。数値が低下しても末期腎不全になるまで自覚症状はほとんどありません。毎年健診を受けて自分の腎臓の働きを把握しておきましょう。
CKDシールに関する資料
シールが必要な医療機関、薬局がございましたら、浦添市健康づくり課(TEL 098-875-2100)までお問合せください。
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