記事番号: 1-10091
公開日 2023年12月01日
第六次てだこ高齢者プラン(浦添市高齢者保健福祉計画・第8期浦添市介護保険事業計画)では、介護保険サービスの質の向上と制度の円滑な運営を目指しており、それに向けて浦添市介護給付適正化計画による各種事業(介護給付適正化事業)に取り組んでいます。
主な取り組み
1.要介護認定の適正化
要介護認定にかかる調査員の調査内容について、全数点検を実施することにより、適正かつ公平な要介護認定の確保を保っています。
2.ケアプラン点検
介護支援専門員が作成する居宅介護サービス計画・介護予防サービス計画について資料提出を求め、利用者の自立支援を資する内容となっているかに着目し、点検を行っています。点検の結果を介護支援専門員へ回答しながら助言・支援をし、個々の被保険者が真に必要とするサービスを確保するとともに、その状態に適していないサービス提供の改善を図ります。
3.住宅改修等の点検
(住宅改修の点検)改修工事を行おうとする被保険者の身体状況や工事内容、見積書等の確認を行い、回収予定の工事が適正であるか確認を行います。工事完了の事後申請時には、工事が適正に行われたか書類確認を行い、不適切または不要な住宅改修の防止を図ります。
(福祉用具購入・貸与調査)福祉用具の必要性や利用状況等について、ケアプランの位置づけ等の確認を行い、不適切または不要な福祉用具購入・貸与の是正を図ります。
4.縦覧点検・医療情報との突合
介護報酬の支払い状況を確認し、提供されたサービスの整合性の確認や介護保険と医療保険の重複請求の有無の確認を行っています。疑義のある事業所に確認し、誤りなどある場合には給付調整を求めています。
5.介護給付費通知
利用者やその家族に対して、ハガキによる介護給付費の通知を行っています(年4回)。利用者や家族が自ら受けているサービスを改めて確認できるとともに、適正なサービスの利用を促進しています。
6.給付実績の活用
国の推進する上記の主要5事業以外に、浦添市では給付実績を活用した適正な給付状況を確認しています。疑義がある場合には、事業所に確認し、誤りなどある場合には給付調整を求めています。
介護給付適正化事業の取組と目標に対する自己評価
令和4年度の事業の取り組みと目標に対する自己評価を行いました。
改善・見直し等を行い、介護給付適正化事業により、介護保険制度への信頼を高め持続可能な介護保険制度の構築を図ってまいります。
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