記事番号: 1-1352
公開日 2023年04月05日
令和6年度 こどもの定期予防接種のご案内
生後2か月から定期予防接種がはじまります。
【予防接種とは】
予防接種の役割は、「ワクチン」とよばれる「免疫をつくる種(たね)」を注射したり皮膚につけたりして意図的に体内に病原菌を取り込み、その病気に対する免疫力をつくるものです。
【定期接種と任意接種】
・定期接種とは、予防接種法によって対象疾病、対象者及び接種期間などが定められたもので、公費負担で受けることができます(対象年齢を超えた場合は、原則、自己負担での接種になります)。
・任意接種とは、定期接種以外のもの。個人の希望により受ける予防接種で、全額自己負担となります。
【定期接種の種類と対象月齢】
各予防接種についての詳しい内容(予防する疾病や接種間隔、副反応など)は、添付してあるチラシをご確認ください。
予防接種名 | 予防する病気 | 接種回数(接種間隔) | 対象年齢(標準的な接種時期) |
B型肝炎
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B型肝炎 |
初回2回(1回目から2回目は27日以上あける) |
1歳未満(生後2か月から生後9か月に至る間) |
追加1回(第1回目の接種から139日以上あける) |
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小児肺炎球菌
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肺炎球菌による中耳炎、細菌性髄膜炎、肺炎など |
初回3回(27日以上の間隔をあけて3回) |
生後2か月~5歳未満(生後2か月~7か月に至る間) |
追加1回(初回の3回目終了後、60日以上に間隔をあけて1回) | 生後2か月~5歳未満(生後12か月~15か月に至る間) | ||
5種混合 5種混合ワクチンチラシ
4種混合とヒブについては、こちらをご覧ください。
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・ジフテリア ・百日せき ・破傷風 ・ポリオ ・ヒブ(インフルエン ザ菌b型) |
初回3回(20日~56日までの間隔をあけて3回) |
生後2か月~7歳6か月未満(生後3か月~12か月に至る間) |
追加1回(1期初回の3回目終了後、6か月以上の間隔をあけて1回) | 生後2か月~7歳6か月未満(1期初回の3回目終了後、12か月~18か月に至る間) | ||
BCG |
結核 | 1回 | 生後1歳未満(生後5か月~8か月の時期) |
MR(麻しん、風しん) |
・麻しん(はしか) ・風しん |
1期1回 | 1歳~2歳未満 |
2期1回 | 小学校就学前の1年間 | ||
水痘 |
水痘 | 2回(初回接種終了後、3か月以上の間隔をあけて1回) | 生後1歳~3歳未満(初回接種終了後、6か月~12か月に至る間) |
日本脳炎 |
日本脳炎 | 1期初回 2回(6~28日までの間隔をあけて2回) | 生後6か月~7歳6か月未満(3歳) |
1期追加 1回(1期初回の2回目終了後、概ね1年の間隔をあけて1回) | 生後6か月~7歳6か月未満(4歳) | ||
2期 1回 | 9歳以上13歳未満(9歳) | ||
DT |
・ジフテリア ・破傷風 |
2期 1回 | 11歳以上13歳未満(11歳) |
ロタ
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ロタウイルス |
ロタリックス(1価)を選んだ方 生後2か月に至った日~24週0日後の間に2回接種 (2回目を接種する時は、前回との間隔を27日あける) |
1回目は必ず出生14週6日後までに接種 |
ロタテック(5価)を選んだ方 生後2か月に至った日~32週0日後の間に3回接種 (2回目・3回目を接種する時は、前回との間隔を27日あける) |
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ヒトパピローマウイルス (子宮頸がん予防ワクチン) ※チラシ・予診票については、 「子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)のお知らせ」をご覧下さい。 |
子宮頸がん | サーバリックス(2価)を選んだ方 3回 1回目を接種後、1か月以上間隔をおいて2回目を接種、 1回目から6か月以上間隔をおいて3回目接種 ガーダシル(4価)を選んだ方 3回 1回目を接種後、2か月以上間隔をおいて2回目を接種、 1回目から6か月以上間隔をおいて3回目接種 シルガード9(9価)を選んだ方 3回 1回目を接種後、2か月以上間隔をおいて2回目を接種、 1回目から6か月以上間隔をおいて3回目接種 ※小学6年生(12歳となる日の属する年度)の学年から15歳の誕生日前日(15歳未満)の方は、15歳までに1回目の接種を行えば2回接種とすることができます。 1回目を接種後、6か月後(最低5か月以上あける)2回目接種です。 |
小学6年生から高校1年生相当の女子(中学1年生相当) |
日本脳炎 特例対象者
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日本脳炎 |
接種間隔、接種回数等の詳しい情報は、日本脳炎特例対象者チラシを参照して下さい。 ※日本脳炎については、平成17年度~平成21年度までの接種勧奨差し控えにより、日本脳炎予防接種を受けられなかった方については、定期接種の期間を確保するための特例措置があります。 平成7年4月2日生まれ~平成19年4月1日生まれの方は特例対象者として、20歳未満までの間、1期(初回・追加)及び2期の未接種(残り回数)分を、定期予防接種として接種できます。 不明な点がございましたら、保健相談センターへお問い合わせください。 |
その他、定期接種として、DPT、不活化ポリオワクチンがあります。7歳6か月未満でDPTや不活化ポリオワクチンが完了していない方(4種混合ワクチンを接種している方は、必要ありません)は、保健相談センターへお問い合わせください。
※子宮頸がん予防ワクチンについては、子宮頸がんの予防に一定の効果があることから、平成25年4月から予防接種法に基づく定期予防接種となりましたが、平成25年6月14日の厚生労働省の会議において、予防接種後にワクチンとの因果関係を否定できない痛みが続く事例があることが報告されたため、浦添市では国の方針に基づき、予診票の送付・積極的な接種勧奨を行っていませんでした。その後、厚生労働省で子宮頸がんワクチンの有効性および安全性に関する評価、接種後に生じた症状への対応、情報提供の取り組み等について議論が行われ、子宮頸がんワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認されました。また、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ることが認められ、積極的な通知を差し控えている状態を終了させることが妥当であるという旨の通知が厚生労働省から都道府県を通じて全国の市区町村に通知されたことを受け、子宮頸がんワクチンについて令和4年度から個別通知を再開することになりました。
詳しい子宮頸がん予防ワクチンについてはこちら。
予防接種は、指定医療機関において実施しています。事前に予約をし、親子(母子)健康手帳を持参してうけましょう。
※ご郵送した「浦添市内予防接種医療機関一覧(令和6年度)」のみやぎ内科循環器科ファミリークリニックの4種混合と5種混合が〇になっていますが、×に変更になりました。お詫びして訂正いたします。
予防接種の注意事項も必ず確認してください。⇒予防接種注意事項
特定防衛施設周辺整備調整交付金の予防接種事業への活用について
周辺地域への影響が大きい特定防衛施設がある市町村に対して、生活環境の改善に寄与する事業などに充てるための「特定防衛施設周辺整備調整交付金」が交付されており、浦添市では、住民の皆様の生活安定と福祉の向上のために、予防接種事業において活用しております。
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