記事番号: 1-1531
公開日 2019年07月02日
2019年1月に屋外での喫煙に配慮が求められるようになり、7月には病院・学校・児童福祉施設・行政機関の庁舎などが「敷地内禁煙」となりました。さらに、2020年4月の全面施行により、飲食店やオフィス、事業所、交通機関などの施設が「原則屋内禁煙」となります。
受動喫煙とは、喫煙者の周りにいる人が、自分の意志に反してタバコの煙を吸ってしまうことです。受動喫煙により亡くなる人は年間1万5.000人と推計されます。その健康リスクは科学的に証明されており、脳卒中・虚血性心疾患・肺がんなどの病気になり死に至ります。(喫煙の健康影響に関する検討会報告書「喫煙と健康」より)
★喫煙可能設置に関する相談は、施設の住所を管轄する保健所へご相談ください
詳細は下記関連サイトもご確認下さい。
★厚生労働省「なくそう!望まない受動喫煙。マナーからルールへ」
たばこを吸うときは、確認してから
1)健康増進法の改正で、以前は喫煙できた場所が、禁煙になっている可能性があります。
たばこを吸うときは、喫煙できる場所か確認しましょう。
2)たばこは、喫煙者だけでなく、煙を吸う周りの人の健康も害することもわかっています。
たばこを吸うときは、周りに人がいないことを確認してからにしましょう。
禁煙チャレンジしませんか?
喫煙は病気 大半の喫煙者は「やめたくてもやめられない」 禁煙が難しいのは、ニコチン濃度が低下するときに禁断症状(イライラ感)があるからです。このときたばこを吸うと脳のニコチンを感じる細胞が刺激されて、多幸感をもたらすドーパミンが分泌されるので、たばこでストレスが解消したと勘違いしてしまいます。今は、薬でニコチンによる離脱症状を抑えることで、比較的楽に禁煙できるようになりました。「禁煙してみようかな~」と思ったら、一度禁煙外来を利用してみてはいかがでしょうか。
沖縄県内の禁煙治療に医療保険が使える医療機関 沖縄県ホームページより
※禁煙外来の医療保険適応は、個人によって条件が異なります。
※受診する前には、必ず各医療機関へ直接お問い合わせください。
禁煙は何度でもチャレンジできます。大切な人の健康を守るために禁煙を!
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