記事番号: 1-6957
公開日 2020年12月09日
ご意見
浦添市に住んでいる乳幼児・小児へのインフルエンザ予防接種費用の助成を希望します。
現在、浦添市では高齢者へのインフルエンザ予防接種の助成は行っているようですが、乳幼児・小児へのインフルエンザ予防接種の助成がありません。
調べてみると、県内の他の自治体では乳幼児・小児への助成がある自治体もあります(那覇市・与那原町など)。
インフルエンザの流行シーズンでは通っている保育園で必ずインフルエンザが流行るため、毎年子供たちにはインフルエンザ予防接種を受けさせているのですが、1回の接種料金が高いです(3千円から4千円)。
しかも13歳未満の子供には2回の接種が推奨されているため、複数の子供がいる家庭ではインフルエンザ予防接種だけで、2万円近くの出費になります。さらに親も予防接種を受けるとなるとさらに出費がかさみます。
浦添市は小さな子供が多い市であると思いますので、その小さな子を持つ家庭が安心してインフルエンザ流行シーズンを乗り越えられるように支援していただきたいと思います。
(現在は新型コロナウイルスの影響もあり、例年よりもインフルエンザ予防接種への関心が高い年でもあります。)
乳幼児・小児へのインフルエンザ予防接種の助成金があると、今まで予防接種の出費で接種を敬遠していた家庭も、助成金があることで接種する家庭が増えることが期待できます。
さらに接種する家庭が増えると保育園・幼稚園・小学校などでのインフルエンザの爆発的な感染を防ぐことにもつながるかと思います。
ぜひ、乳幼児・小児へのインフルエンザ予防接種の助成を検討していただきたいと思います。
よろしくお願いします。
回答
市へのご意見ありがとうございます。
本市においては、伝染の恐れのある疾病の発生及びまん延を予防し、市民の健康の保持に寄与することを目的として予防接種法に定められている麻しん、風しん、日本脳炎、その他すべての子供の定期接種について、全額公費負担で実施しており、また、インフルエンザにかかると重症化しやすい高齢者についても、同法上、定期接種の対象と定められていることから、例年、一部助成で実施しているところです。
一方、子どものインフルエンザ予防接種については自己の意志・責任において接種する任意接種と位置付けられており、現在、自己負担で実施している状況でございます。
接種費用を助成することにより、子どもたちの健康管理に寄与することが考えられ、また、小さなお子さんのおられる家庭への負担軽減にもつながることから、助成の対象としたいところではございますが、厳しい財政状況下、限られた財源の中において任意接種である子どものインフルエンザ予防接種についての助成を行うことは厳しい状況でございます。どうか、ご理解いただき、引き続き、感染予防にご協力くださいますようお願い申し上げます。