記事番号: 1-11767
公開日 2021年02月01日
浦添市「地域経済等データ可視化基盤」にて 「データ可視化による選挙速報」実証実験を開始
市長選時のイメージ
浦添市は、内閣府が地域社会経済構造を将来の感染症リスクに対応するべく策定した「地域未来構想20」内における政策分野のうち「地域経済の可視化」を達成するため、IoT等を活用し、「新しい生活様式」に対応した事業を行っています。
本事業の取組を効果的かつより良いものとするべく、専門性を有し、最新デジタル技術の導入を支援する採択企業による実証実験を開始しました。
これまで、選挙の投票速報は一定時間ごとに更新された数字のみを表示する表形式での提示となっておりましたが、今回は構築中の「データ可視化基盤」の仕組みを用い、各指定時間ごとの投票状況の推移も見て取れるよう、視覚化いたしました。
この実証実験を行うのは、株式会社海邦総研、株式会社BlueMemeによる共同企業体となっており、主な内容は次のとおりとなります。
実証実験概要
・これまで紙と電話で処理していた選挙投票状況配信を短期間でデジタル化
・浦添市長・市議会議員選挙投票日当日の地区ごとの投票率・投票数を前回比で視覚化し、市民がわかりやすい形式でWeb配信を実施
・15箇所の投票所で担当者がスマートフォンにより定時の投票状況データを送信し、これをリアルタイムで公開画面に反映
・期日前投票のデータも「見える化」対象としますが、期日前につきましては前日集計分の掲載・更新となります
期間:令和3年2月1日(月)〜 令和3年2月7日(日)
本実証実験について
・投票日当日は有権者の皆さまに対し、各投票区の投票状況を公開することにより、投票所の状況を事前に把握していただくことで、新型コロナウイルス感染症対策に配慮した適切な投票事務ができるよう努めてまいります。
・本実証実験は、最新のデジタル技術等を活用し「新しい生活様式」に配慮した、ポストコロナ、ウィズコロナを見据えた対応が迫られている県内自治体に対してもモデルケースとなるよう努め、その成果も公表してまいります。
・今後も、本市が保有するデータや国等が保有するデータから、浦添市民・市内事業者に有益なデータを可視化して提供することにより、将来の感染症リスク等に配慮した生活やビジネスに寄与できるよう努めてまいります。
浦添市長・市議選挙投票速報サイト(※PC、スマホ等マルチデバイス対応)
投票状況の可視化
【本システムに関するお問い合わせ】
(株)海邦総研・(株)BlueMeme共同企業体・実証実験事務局
担当:比嘉・山口
E-mail:data.city.urasoe(a)bluememe.jp
※「(a)」はアットマーク(@)に置き換えてください。