公開日 2021年09月24日
更新日 2021年10月26日
臨時休館中につき……「令和3年第1期常設展 漆の中の生き物を探そう ~水・空・陸編~」の一部を紹介♪
今回も前回に引き続き、8/17~8/24に博物館実習に訪れた、実習生の取り組みと合わせて作品をご紹介します。
このページではBグループの取り組みを紹介します(^^♪
漆の文様に描かれている生き物たちは装飾としてだけではなく、人々がしあわせを願う対象として描かれていることがあります。
そこに注目して、小学校中~高学年向けに生き物に込められた願いの解説と、自分ならどんな願いを込めるかを考える、来館者参加型の取り組みです。
今回は第4室の陸の生き物、象が描かれている作品を紹介します。
黒漆樹下人物葡萄螺鈿沈金八角食籠(くろうるしじゅかじんぶつぶどうらでんちんきんはっかくじきろう)
製作地:琉球 製作年代:18-19世紀
食籠「じきろう」とは客人をもてなす料理を入れたり、部屋の飾りとして使われた器です。
貝を細かく切って張り付けた文様(螺鈿「らでん」技法)と、模様を刀で掘り、みぞに金箔を入れた文様(沈金「ちんきん」技法)で表現されています。
この作品には象が描かれています。
象に込められた願いの解説と、自分ならどんな願いをこめるかを書いてはるコーナーを作ってくれました。
休館中のため職員が体験し、象にちなんだ思い思いの願いを書いてはりました。
みなさんなら、どんな願いをこめますか?
黒漆樹下人物葡萄螺鈿沈金八角食籠(くろうるしじゅかじんぶつぶどうらでんちんきんはっかくじきろう)を音声ガイドで詳しく紹介♫ ↓下をクリック!
日本語ナレーション
「ナレーション:新垣リエ」
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