公開日 2021年09月09日
更新日 2021年10月26日
臨時休館中につき……「令和3年第1期常設展 漆の中の生き物を探そう ~水・空・陸編~」の一部を紹介♪
今回の常設展は、漆器に描かれた文様に注目しています。漆器の文様は、伝統的なものが多く一見難しそうに見えますが、よく見ると鳥や動物など様々な生き物が描かれています。今回はその中から第2室の水辺の生き物、オシドリを描いた作品を紹介します。
黒漆鴛鴦螺鈿文箱(くろうるしえんおうらでんふばこ)
※鴛鴦(えんおう)とはオシドリのことです。
文箱とは、手紙などを入れておく手箱です。この作品の文様は、細かく切った貝をはりつけて表現しています。(螺鈿「らでん」技法)
文様のオシドリは「おしどり夫婦」という言葉があるように、雌雄仲良く一緒に行動する習性から日本では「夫婦和合」の象徴とされ、工芸品などの文様によく用いられてきました。
黒漆鴛鴦螺鈿文箱(くろうるしえんおうらでんふばこ)を音声ガイドで詳しく紹介♫ ↓下をクリック!
日本語ナレーション
「ナレーション:新垣リエ」
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