公開日 2014年04月25日
更新日 2014年10月30日
平成26年度 第Ⅰ期常設展
すてきなお宝ありがとう!-漆器がつなぐ縁-
会期:2014年4月25日(金)~2014年8月17日(日)
当館では、まとまった数でご寄贈頂いた作品群には、寄贈者名を冠し「~コレクション」と名付けています。
今回の常設展では主にそうしたコレクションに焦点を当て、当館に収蔵された経緯や特徴なども紹介しながら、各地の漆器を展示します。
第1室
琉球漆器のあゆみ
コレクションの展示の前に、第1室では琉球漆器の歴史を紹介します。
黒漆山水楼閣螺鈿中央卓 | 朱漆花鳥沈金入角皿 |
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第2室
岡コレクション—漆の多彩な技と美—
第2室では「岡コレクション」を紹介します。岡コレクションは、日本画家・岡信孝氏から頂いた作品で、琉球漆器を中心に、アジア各地の漆器など195件で構成されます。
黒漆山水人物存星盆 | 花蝶螺鈿紫檀台 |
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第3室
小松コレクション・紅房コレクション
-近代沖縄を生きた小松琢次郎と昭和を駆け抜けた紅房-
第3室では「小松コレクション」・「紅房コレクション」を紹介します。小松コレクションは、近代に活躍した寄留商人・小松琢次郎の孫である小松ヱイ子氏から寄贈を受けた琉球漆器32件で構成されます。購入時期が分かる品や、小松家ゆかりの品など近代沖縄の貴重な漆器が数多く含まれています。
「紅房コレクション」は、(株)紅房から寄贈を受けた漆器で構成されます。
朱漆トランプ蒔絵煙草セット | 黒漆菱螺鈿耳付丸鉢 |
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第4室
暮らしによりそう日本の漆器
-上神コレクション・原田コレクション-
第4室では「上神コレクション」「原田コレクション」を紹介します。上神コレクションは、上神亮治氏よりご寄贈頂いた166件の作品で構成されます。その多くは日々の暮らしで使われた日本各地の漆器です。原田コレクションは漆芸家・原田城二氏が、岩手県浄法寺地域の素朴な漆器を中心に収集した作品群です。
朱黒漆酒上 | 青漆沈金草花文菓子鉢 |
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第5室
様々な寄贈品—つながるヒトとモノ—
第2室から第4室でご覧頂いたようなまとまったコレクション以外にも、美術館には多くの寄贈品があります。第5室でははその一部を紹介します。
朱黒漆花文漆絵容器 |
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会場情報
会期 | 2014年4月25日(金)~2014年8月17日(日) |
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開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) ※金曜日は午後7時まで(入館は午後6時30分まで) |
観覧料 | 一般150円(120円)、大学生100円(80円)、小・中・高生無料 ※( )は20人以上の団体料金です。 ※5月18日(日)は国際博物館の日を記念して常設展観覧料が無料です。 |
休館日 | 月曜日 ※ただし祝日または振替休日に当たる場合は開館します。 |
会場 | 浦添市美術館 |
解説会 | 2014年5月10日(土)、6月14日(土)、7月12日(土)、8月9日(土) ※毎月第2土曜日に開催しています。 ※毎回午後2時から1時間程度行います。 ※参加には常設展観覧料金が必要です。 |
担当学芸員 | 當山綾乃 Ayano TOYAMA |