2008年度 前期常設展「うるしのかたちを楽しむ」

公開日 2008年04月12日

更新日 2014年10月30日


2008年度 前期常設展



うるしのかたちを楽しむ



会期:2008年4月12日(土)~9月28日(日)



今回の常設展は、漆器の“かたち”をテーマに展示します。古くから日常品として親しまれてきた漆器は、平面から立体まで、大小さまざまなかたちをしています。耳や口のある容器、おめでたい魚をかたどった食器、ハート形をした遊び心のあるお盆 — 時代や用途に応じて漆器はその姿を自在に変え、私たちを楽しませてくれます。今展示会では琉球漆器を中心に、いろいろな視点から漆器のかたちの面白さをご紹介します。



第1室



いろんなかたち



身近であるうつわを中心に、実用的なかたちから装飾性に富んだかたちまで、いろいろなかたちの漆器をご紹介します。

















いろんなかたち
朱黒漆丸に橘紋蒔絵膳椀 朱漆雲龍鳳凰箔絵密陀絵桃形食籠
朱黒漆丸に橘紋蒔絵膳椀 朱漆雲龍鳳凰箔絵密陀絵桃形食籠


第2室



かわったかたち



現代の日常生活の中ではあまり見る機会のない少し変わったかたちの漆器をご紹介します。

















かわったかたち
朱漆山水人物箔絵東道盆 朱漆竹雀沈金湯庫
朱漆山水人物箔絵東道盆 朱漆竹雀沈金湯庫


第3室



口・耳・手・足



道具のある一部分を呼ぶとき、手に持つ部分を取っ手、下の部分を足などと一般的に呼びます。その手や足の部分はよく見ると凝ったデザインが施されていることがあります。漆器の口や耳、手、足といった細部に焦点を当ててご紹介します。

















口・耳・手・足
黒漆山水人物螺鈿花活 朱黒漆雲龍沈金螺鈿卓
黒漆山水人物螺鈿花活 朱黒漆雲龍沈金螺鈿卓


第4室



あたらしいかたち



明治から昭和にかけて沖縄で作られた新しいかたちの漆器をご紹介します。

















あたらしいかたち
朱漆トランプ蒔絵煙草セット 朱漆香水入
朱漆トランプ蒔絵煙草セット 朱漆香水入


第5室



琉球漆器名品室



第5室では当美術館収蔵品の中でも特に優れた作品や歴史的に価値のある作品を展示しています。

















琉球漆器名品室
黒漆葡萄栗鼠螺鈿箔絵料紙箱 黒漆雲龍螺鈿大盆
黒漆葡萄栗鼠螺鈿箔絵料紙箱 黒漆雲龍螺鈿大盆




会場情報



































2008年度 前期常設展 『うるしのかたちを楽しむ』 のご案内
会期 2008年4月12日(土)~9月28日(日)
開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

※金曜日は午後7時まで(入館は午後6時30分まで)
観覧料 一般150円(120円)、大学生100円(80円)、小・中・高生無料

※( )は20人以上の団体料金です。
休館日 月曜日

※ただし祝日または振替休日に当たる場合は開館します。
会場 浦添市美術館
解説会 2008年4月12(土)、5月10日(土)、7月12日(土)、8月9日(土)、

9月13日(土)

※毎月第2土曜日に開催しています。

※毎回午後2時から1時間程度行います。

※参加には常設展観覧料金が必要です。
その他 音声ガイドを無料でご利用いただけます。

ご希望の方は受付にてお申し付け下さい。

(対応言語:日本語、英語)

この記事に関するお問い合わせ

企画部 国際交流課
郵便番号:901-2501
住所:沖縄県浦添市安波茶一丁目1番1号本庁4階
TEL:098-876-1258
FAX:098-879-7224
お知らせ:問い合わせメールはこちら
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