大正ロマン100年 “グラフィックデザイナー”の原点

会　期：2012年10月5日（金）～11月18日（日）

2012年が大正元年（1912年）より数えて満100周年にあたるのを記念して、大正ロマンを代表する抒情画家・竹久夢二の展覧会を開催します。愁いを秘めた美人画で有名な夢二ですが、その人気はその頃に普及し始めた出版物によるものでした。本展は、グラフィックデザイナーとしての夢二の仕事にスポットをあてるとともに、沖縄では初公開となる日光竹久夢二美術館の肉筆画約30点のほか、婦人グラフ表紙、装幀・挿絵、童画、セノオ楽譜、夢二が撮影した写真、関東大震災を取材した画文集など合計約200点の夢二作品を展示、多角的に夢二芸術に迫ります。時代を経て今なお多く人々の心を魅了する竹久夢二の世界をぜひお楽しみください。

【竹久夢二略歴】

竹久夢二は、大正ロマンを代表する画家でその美人画は「夢二式美人」と称され、一世を風靡した。『婦人グラフ』など雑誌や楽譜の表紙や挿絵、童画、木版画などを描き、「グラフィックデザイナー」の先駆けともいわれる。その生涯は、作品制作だけでなく、女性との恋愛模様も取り上げられることが多く、晩年はアメリカ、ヨーロッパにも渡った。

『竹久夢二展』のご案内

会　 　期 ：2012年10月5日（金）～11月18日（日）

開館時間：午前9時30分～午後5時（入館は午後4時30分まで）

　　　　　　　　※金曜日は午後7時まで開館（入館は午後6時30分まで）

休 館 日 ：10月15日（月）、22日（月）、11月5日（月）、12日（月）

　　　　　　　　※10月8日（月）「体育の日」、11月3日（土）「文化の日」は開館します。

観 覧 料 ：一般800円（前売り600円）、小中高生300円（前売り150円）

　　　　　　　　※幼稚園以下、障がい者手帳をお持ちの方は入場無料です。

　　　　　　　　※20人以上の来場は前売料金と同じになります。

関連催事：詳細はこちらをご覧下さい（『竹久夢二展』関連イベント）。

会　 　場 ：浦添市美術館 企画展示室 第1・2・3室

主　 　催 ：琉球新報社

お問い合わせ：琉球新報社事業局（098-865-5200）