記事番号: 1-2185
公開日 2024年03月20日
南米移住者子弟研修生受入事業で研修を終了した研修生からおたよりが届きました。
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浦添で学んだ三線と踊り
2023年度南米移住者子弟研修生
中川 パウラ ナオミ(アルゼンチン)
ハイタイ!元気ですか。
2023年浦添研修生で、アルゼンチンからの中川ナオミです。
1月28日にはアルゼンチンの浦添市民会の新年会に参加しました。約20人が集まり、その中では、もと1990年度の研修生佐久田マリア・アレハンドラさん(私の母)と2011年の研修生佐久田アンドレスさんも参加しました。
アルゼンチン浦添市民会(2023年1月28日)
その時、研修について話したり、研修で学んだことを発表したりしました。会では、ほとんどの人が沖縄に行ったことのない方たちでしたので、私が話したことに大変興味を示しました。また、若い人達が研修への参加に興味を持ってもらえるように、研修の活動について短いプレゼンテーションをしました。
あとで、佐久田・アンドレスさんと一緒に三線で安里屋ユンタと安波節を弾いて、自分で貫花を踊って、エイサーでダイナミック琉球をやりました。みんなが私の頑張りを祝福してくれました。
アンドレスさんと三線を弾く
安里屋ユンタは私の祖父がアルゼンチンに移住する時に沖縄から持ってきた三線でよく弾いて、祖母もよく歌っていた曲なので、親戚はアンドレスさんと私が歌うのを聞いて特に喜んでくれました。
浦添市とアルゼンチン浦添市民会の関係改善に貢献するために、その日、市民会の幹事になりました。アルゼンチン浦添市民会の人が少ないので、幹事は、市民会が参加する会議やイベントで何が起こったかを、市民会発足以来受け継がれている本にかきます。会長ができない場合は私が代わりをします。
2月から、日本語の授業に戻りました。沖縄から帰ってきてから、日本語を学ぶ目的がかわりました。私はもう英語とスペイン語の翻訳者ですが、研修のおかげで、何年かけても日本語の翻訳者になりたいです。そのために、日本語の勉強をがんばります!
今年もアルゼンチンにいるウチナーンチュや日系人ともっと時間を過ごしたいので、太鼓かエイサーをやりたいです。それから、たぶん来月太鼓の会や、琉球國祭り太鼓のグループに参加しようと思います。
それらの活動を始める場合は、また次のおたよりでそれについてお話します!
ナオミより