記事番号: 1-1347
公開日 2024年04月01日
南米移住者子弟研修生受入事業で研修を終了した研修生からおたよりが届きました。
過去のバックナンバーはこちらから → ☆南米からのおたより☆バックナンバー
ルクマ、三線、シーサー
2023年度南米移住者子弟研修生
若林 稲福 バネッサ(ペルー)
皆さん、こんにちは!
お元気でお過ごしでしょうか。ペルーでは2月から3月にかけて暑い日が続いたので、最近はマンゴーとルクマのアイスクリームを作ったり、セビーチェというペルーの代表的で美味しくて爽やかな魚料理を食べたりしています。
ルクマはペルーの有名な果物で、牛乳と混ぜるととてもよい味になるので、多くのデザートに使われています。
いくつかの外国人はキャラメルのような味がすると言います。先日ペルーに留学に来たつくば大学の学生は、キャラメルとハチミツとバタースコッチを混ぜたような味がすると言っていました。
2月末に野村流第2回オンライン独唱会が行われました。そのイベントでアルゼンチン、ブラジル、ハワイ、ペルーから人々が参加しました。
練習期間は3週間だけだったし、私だけで発表する曲の弾き方も歌い方もまだ分からなかったので、最初は少し怖かったです。
しかし、アレハンドロさんと言う沖縄県の研修生だった人が三線の先生になったので私の準備を手伝ってくれました。
最初の練習の時は、私は大学の授業がまだあったので、私たちは水曜日の夜にオンラインで会って、土曜日もエイサーのリハーサルの後、彼の家に行って三線を練習しました。
アレハンドロさんは、工工四では歌詞と三線の弾き方があるだけではなくて、歌い方も書いてあると教えてくれました。
それは私にとって初めてのことだったから、習うのがとても難しかったです。
でも、アレハンドロさんのおかげで少しずつ上達してイベントに参加することができました。
いつも自信を持てるように、サポートしてくれたから、彼に感謝しています。
イベントは短かったのに、いくつかの国の人たちが参加したし、自分の知らない曲を気持ちを込めた演奏で聞くことができたから、良い体験でした。
3月の初めには私は三線の日のためにペルー沖縄県人会が計画した三線のメンテナンスワークショップに行きました。去年の沖縄県の研修生だった人は、三線の歴史を少し説明して、私達はお菓子をシェアーしながら、楽器の手入れを教えてくれました。
先日、私の三線の女弦が壊れたので、正しい弦の交換の仕方を知ることができ、とても役に立ちました。
最後にみんなで何曲かを練習して、三線の日を祝うことができました。
シーサーのワークショップについては、マルティンさんが沖縄でナオミさんと私にシーサーの作り方を教えてくれた沖縄県の元研修生でした。彼とそのアイデアについて話しました。
彼は以前、基本的なワークショップにもう行ったので、彼のアドバイスを聞きたかったです。彼は親切にもzoomで会って、活動のプロセスや、活動を簡単で楽しいものにするためのアイデアについて説明してくれました。これらの情報をもとに、私たちはより良い準備をし、ワークショップの計画を進めることができます。
ここまで読でくれて、どうもありがとうございました。気をつけてください、6月また書きます。
よろしくお願いします、
若林稲福、バネッサ