記事番号: 1-12284
公開日 2024年01月29日
カラスや猫は雑食性で、いろいろなものを食べます。そのため、ごみの出し方を工夫することによって、カラスや猫によるごみの散乱の被害を減らすことができます。
ごみの出し方の工夫
【生ごみを減らす】
カラスや猫にとって生ごみや残飯は食べ物です。生ごみを少なくする工夫や、食べ残しをしないようにすることが効果的です。
また、ペットフードや生ごみを屋外に放置することもカラスや猫の生息数を増やすことにつながりますのでやめましょう。
【生ごみの出し方を工夫する】
・カラス
主に視覚で食べ物を探します。特に赤っぽいものや濡れたものを狙います。赤いものは肉、濡れたものは魚の肉など、栄養価の高い食べ物に出会う確率が高いため、目印になっています。生ごみだけを新聞紙や黒いビニール袋に包んでごみ袋に入れるなどカラスから袋の中の生ごみが見えないようにすることが効果的です。
・猫
主に嗅覚で食べ物を探します。生ごみのにおいが漏れないようにビニール袋で生ごみを包んだり、生ごみの水分を十分に切ってにおいを減らしたり、ごみ袋の口をきっちり縛るなどして、においが外に漏れないようにすることが効果的です。
【ごみは収集日当日の朝に出す】
ごみを前日や夜間から出したりすると、ごみを屋外に放置する時間が長くなり、カラスや猫に荒らされる可能性が高くなります。ごみは収集日当日の朝8時までに出しましょう。
【ネットを使用する】
ごみに防鳥ネットをかけることで、カラスや猫がごみに触れられないようになり、カラスや猫による散乱被害を最小限に抑えることができます。しかし、ネットのかけ方を誤ると効果がなくなるので注意しましょう。
・ネットの網目は、カラスのくちばしが通らない程度の細かいものにしましょう。
・ネットからごみ袋がはみ出さないよう隙間なく覆いましょう。
・ネットがめくれたりしないように、ネットの縁をごみ袋の下に巻き込むようにしたり、ネットの縁に鎖などで重りをつけたりしましょう。
※防鳥ネットが破れる場合は繕ったり買い替えるなど定期的なメンテナンスが必要になります。