記事番号: 1-11111
公開日 2023年10月10日
アルゼンチンとペルーから、ようこそ浦添市へ!
今年度は、アルゼンチンから中川 パウラ ナオミさん、ペルーから若林 稲福 バネッサさんが、8月15日から来日し、12月19日までの約4ヶ月間、浦添市で研修を受けます。
平日の午前中は日本語学校に通い、午後は三線・琉球舞踊・書道・生け花・エイサーなど沖縄や日本の文化を学んでいます。その他、小学校訪問や地域のイベントに参加するなど、市民との交流も予定されています。研修生には、研修や地域との交流を通して沖縄に対する理解を深め、今後浦添市と移住先国との架け橋として活躍することが期待されています。
2人を街で見かけることがあったら、ぜひ、声をかけてください。
中川 パウラ ナオミさん(アルゼンチン)
ナオミさん
母方祖父が前田出身、3世
趣味:陶芸、読書
ハイタイ!はじめまして。私は中川ナオミです。アルゼンチンから来ました。私の職業は英語とスペイン語の翻訳と、書物編集者です。私の祖父は浦添市出身でしたので、母(※1)も私も浦添市の研修生になりました。実は祖父の父は浦添市の市長でした。(※2)
子どもの時私は祖母や祖父と一緒にたくさんの時間を費やしました。祖母と祖父は沖縄に住んでいました時のことをよく話しました。それ以来、私は浦添と宜野湾に行きたいと思っていました。ここにきたからには、祖父と祖母が教えてくれた場所に行きたいです。
翻訳者は文化間の架け橋であると考えられています。だから、翻訳者として、私は日本の文化が日本語と同じくらい重要だと思います。ここで、日本語と沖縄の文化を学ぶのを楽しみにしています。この四ヶ月間、私は日本語と三線と琉球舞踊と書道の授業に通うつもりです。さらに、沖縄のやちむんのシーサーの作り方も学びたいです。
アルゼンチンで沖縄はあまり知られていません。だから私は日本語と沖縄の文化になれるように頑張ります。この知識を活かして、沖縄と浦添にある私のルーツをもっと共有し、沖縄とアルゼンチンの架け橋になりたいと思っています。よろしくおねがいします。
※1 平成2年度研修生 佐久田 マリア アレハンドラ さん
※2 第6・7・8代村長 佐久田 朝盛 氏
若林 稲福 バネッサさん(ペルー)
バネッサさん
母方曾祖父が城間出身、4世
趣味:料理、水泳
ハイタイ!初めまして、私はペルーから来ました。ペルー人は家族の名前が二つあるので私の名前は若林稲福バネッサです。
私の専門はビジネスと芸術です。芸術のために、私は去年に筑波大学で5ヶ月ぐらい留学生でした。つくば市で、アルゼンチンの友達がいたので、その人が私に三線を少し教えてくれました。ペルーに帰る前に、5日間だけ沖縄に来ました。少ない時間でしたけど、おばあさんのいとこに初めて会ったり、沖縄の料理をたべたり、沖縄の親切な人達にあったりしました。たとえば、三線を作る人やいろいろな親切な人など。みなさんが沖縄の文化と思いを分け合ってくださいました。
子どものとき、ひいおじいさんとひいおばあさんからよく沖縄の歌や踊り方やうちなーぐちなどを見たり聞いたりしました。だから、沖縄に来たときは懐かしく喜ぶ気持ちになりました。
そして、私は文化を学ぶことが好きです。だから、ペルーで自国の踊りをよく練習したり、つくば市から帰ってからは三線の会と琉球舞踊の会に入りました。
今回は長い時間があるので日本語と色々な琉球の文化を学ぶことができます。必ず、頑張って、学んだことを全部ペルーに持って行って、分け合います。よろしくお願いします。
いっぺーにへーでーびたん、
バネッサ
研修生との交流事業
にほんごで話す友だちをつくろう! ~やさしいにほんごで やさしいコミュニケーション2023~
日時:12月15日(金) 19:00~20:30
場所:浦添市役所 議会棟1階
参加費:無料
※研修生が参加しない日もあります。そちらへの参加も大歓迎です。
※11月10日までは、JICA沖縄ニライホール3階で開催しています。11月24日、12月15日は浦添市役所議会棟1階で開催します。
主催:国際交流課
【終了しました】茶話会 ~浦添市南米研修生を迎えて~
日時:2023年10月6日(金) 19:00~20:30
場所:浦添市役所 9階
※参加費がかかります。
主催:浦添市国際交流協会(UIRA)