沖縄の子育て環境を変える!移動本屋事業!(絵本の専門店 もりほんや:森平太 氏)

記事番号: 1-1306

公開日 1900年01月01日

 

オリジナルロゴ制作によるブランディング・認知度向上(1月)

自社のロゴを制作し、オートリキシャにカッティングシートを貼り付けることによって、ブランディング効果と認知度向上を目指しました。

【気をつけた点】

・デザインの中にオートリキシャを入れること、
・子ども達に親しんでもらえるような手書き風のデザイン、
・可愛らしいイメージ、
・一目でもりほんやの楽しい読み聞かせを知ってもらえるデザイン

 

【効果】
・一目で絵本屋だと認識してもらえるようになりました。
・移動しながら自社の宣伝ができるようになり、問合せも増えました。
 

   


支援:補助金を活用するのは初めてであったので、補助金の意味など理解してもらいながら、適切な使い方、管理保管の義務などの理解を深めてもらいながら以下のことを進めた。
① 申請書の作成・提出支援
② 経費について(補助対象経費と対象外経費・支出の方法や書類の整理方法)
③ 成果の確認と成果報告書の作成、成果を活用した成長戦略、新たな課題などを確認し次に繋げる。

支援の成果と今後(12月)

森さんの事業の状況を確認しながら、これまでの支援の内容とこれからの支援の方向性について議論し、確認を行いました。
森さんの活動の成果として、読み聞かせイベントや保育園・幼稚園での保育士さん向けの講演依頼など、口コミで徐々に仕事の依頼が入って来るようになりました。また、読み聞かせや講演先での絵本の販売が、売上に結び付いてきています。
ですが、イベントや講演、チラシの配布やSNSでの投稿などが、それぞれ単発での活動・内容となっているため、それぞれの活動や施策が結び付きながら、相乗効果が生まれるまでに至っていないため、それぞれの活動、施策などの結び付きを設計し、森さんの活動内容を効果的に案内し、効率的に仕事の依頼や絵本の販売に結び付くように、プロモーションの仕組みを構築していく事にしました。
補助事業実施期間中には、メールや電話で小まめに連絡を取りながら、進捗状況をチェックしてきた。
月末には事業の完了の確認を行い、翌年1月末までに実施報告書を整えるサポートを行う予定であるが、以下に成果の概要を示します。

・ブランドロゴが完成し、オートリキシャに貼り付け
・箔押し機導入による商品付加価値の向上

補助金申請に向けて(11月)

販路開拓補助金、商品開発補助金活用希望の申し出を受け、補助金活用未経験ということもあり以下の説明を行い、申請書作成に着手してもらった。
① 補助金活用からクロージングまでの流れの説明
② 補助対象事業・対象経費の要件等の確認
③ 金額について・期間について
④ 補助事業における注意点、成果の考え方
⑤ 証憑類の整備・保管に関する事
⑥ 補助事業終了後の事業者の義務 
など。その後、申請書を作成、提出、交付決定を受けるまでをハンズオン支援。
 

ホームページやSNSを利用し「もりほんや」らしく丁寧な情報発信を(10月)

10月は、森さんのホームページを開設するための準備作業を進めています。
ホームページのデザインやレイアウト、掲載する文章を検討し、読み聞かせイベントの会場で撮影した写真などをホームページの素材として、ホームページの開設に向けて、着々と作業を進めます。
加えて、SNSの活用についてアドバイスを行いました。SNSには、FacebookやLINE @などいくつかサービスがありますが、サービス毎に利用者層が異なるため、森さんの顧客層と重なるSNSサービスとして、LINE @をお勧めしました。

課題の注文処理システムが完成(9月)

注文処理システムの開発を進め、システムの構築がほぼ完了しました。
森さんへシステムの操作方法をご覧いただきながら、利用方法をレクチャーしていきます。また、ホームページの制作についてもミーティングを重ね、ホームページに掲載する写真や文章のイメージを確定していきます。
掲載する写真については、森さんが読み聞かせを行っているイベント会場に足を運び、読み聞かせの様子を撮影し、ホームページへ掲載することにしました。

営業活動が実りつつある中で見えてきた次の課題(8月)

今回は、注文処理を効率化するために活用するクラウドシステムの活用方法について、簡単なデモンストレーションをご覧いただきました。
絵本の読み聞かせの活動や幼稚園、保育園への地道な営業活動が着実に実りつつある森さんの事業。ラジオやテレビなどからの取材依頼やイベントへの出店依頼なども増え、今後、注文がどんどん増えていくことが予想されます。加えて、イベントへの出店においては、多くのお客様にいらしていただくことが課題となってきます。
注文処理を効率化しつつ、出店イベントへの集客を効果的に行うための、これから構築していきます。

販路拡大(7月)

ホームページの整備に向けて、ホームページのテンプレートをいくつかご覧いただきながら、どのようなホームページを制作したいのか、ディスカッションを行いました。
ポイントは、絵本の読み聞かせと移動絵本屋さんという事業を行っている森さんの事業のコンセプトメッセージを伝えることと、Webサイトでも絵本の販売を行いたいという商売の情報のバランスを取ること。
絵本の販売のために商品情報を前面に打ち出したWebサイトにすると、お客様に森さんの事業に込めた想いが伝わらず、結果的に商品の購入に至らないということにもなりかねません。
その点について、丁寧にお伝えしながら、慎重に、ホームページのテンプレートを選択していきました。

営業戦略(6月)

事業のコンセプトが明確で、メディアへも露出し始め、日々の営業や注文処理の効率化が課題となりつつある森さんへ、クラウドサービスを活用した顧客管理の手法や戦略的な営業活動の立案手法、FAXとメールを連動させた受注業務の効率化などについて、実際のクラウドサービスのデモンストレーションをご覧いただきながらお伝えしました。
また、森さんの活動を効果的に発信していくための手段として、ホームページの整備やSNS、イベント掲載Webサービスの活用手法などについてご紹介しました。
次回から、これらのクラウドサービスなどを活用した具体的なシステムの構築や活用についての支援を行っていきます。

課題の把握(5/22)

三輪自動車のトゥクトゥクに絵本を乗せて、絵本の読み聞かせと移動本屋事業を展開している森さん。南部の保育園や幼稚園を中心に、営業をかけ、既に数十の保育事業所と取引があり、順調に事業を展開中。最近では、テレビやラジオの取材を受けるなど、メディアでの露出効果もあり、これからどんどん絵本の注文が入ってきそうな様子。絵本の読み聞かせも、Caféやフードフェスタなど、子どもたちや家族連れが多く集まる場所や機会に積極的に出かけて行って、読み聞かせを披露しながら、子育てにおける絵本の読み聞かせの大切さを説いています。
順調な事業の様子なのですが、やはり課題がありました。毎日の保育事業所への営業と注文、発送業務などの負担が大きく、業務の効率化を図っていかないと、このままでは、機会損失が発生しそうです。また、メディア露出の機会が増えてきているにも関わらず、自社のロゴやホームページの開設など、ブランディングも不十分な状況。これらの課題を解決する方向で、支援内容を検討していくこととしました。

この記事に関するお問い合わせ

経済文化局 産業振興課
郵便番号:901-2501
住所:沖縄県浦添市安波茶一丁目1番1号本庁5階
TEL:098-876-1245
FAX:098-876-9467
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