スポーツ障害予防事業(MK style Lab:真栄城 賢太 氏)

記事番号: 1-3610

公開日 1900年01月01日


2月:今後の課題について

【状況】
整骨院開業についての進捗はなし。トレーナー契約はまだ取れていないが、リズムトレーニング単発の受注は増えてきている。 
 

【支援活動】
現状について真栄城氏にヒアリングを行い、課題の整理を行った。ヒアリングの結果、課題として、営業の場が作れていないことや、成約につながる商品説明がうまく行えていないことがあげられた。その対策として、プロモーションツールとして広告動画を作成すること、セミナーや説明会を開催し、商品説明等の営業技術を継続的に強化していくよう助言を行った。

1月:整骨院の開業に向けて

【状況】
自社で新たに整骨院を開業し、スポーツ障害予防事業などとの提携も予定している。また、1月26日(土)開催の「創業者支援成果報告会」に参加し、報告発表を行った。
 

【支援活動】
整骨院の開業に向けた資金調達方法について、各々の方法のリスクなどを整理し、将来のビジョン等も踏まえながら慎重に話を進めるよう助言を行った。

11月:創業フェスタ開催!

▶セミナー実施風景

実施時間:15:55~16:25
タイトル:スポーツ障害予防対策
     ~ケガの治療よりケガの予防~






 

▶ブースでの対応風景

創業フェスタでは、ブースへ来て頂いた方へ実際にスポーツマッサージ、ストレッチなどを体験して頂き、ご相談やお問い合わせを頂くなどの実施成果が挙がった。

10月:リーフレットの完成に向けて

【状況】

創業フェスタに向けての勉強会では、セミナーのリハーサルやブース企画(魅せ方、展示方法)の推敲を重ね、創業フェスタの準備に取り組んだ。
リーフレット作成については、レイアウトや掲載内容の調整などをデザイナー交えて完成に向けた最終的な確認を行った。


【支援活動】リーフレットの完成に向け、デザイナーと共に、サービス概要図、レイアウト、文書表現への助言、校正を行った。また、リーフレットには記載しきれない個別サービスの説明は、提案書としてまとめることを助言し、営業場面により、各営業ツールを効果的に使い分けることを指導した。

9月:創業フェスタに向けての出展企画の考案とリーフレット作成

【状況】
創業フェスタに向けての勉強会では、出展企画について目的や概要をまとめ、他出展者(支援対象者)との意見交換会に参加し、内容についてのブラッシュアップを行った。また、リーフレットの作成にも着手し、ロゴの作成や記載事項(事業目的)、ターゲットや配布方法などデザイナーを交えての打ち合わせを行った。
 

【支援活動】
創業フェスタに向けて集中的に出展企画についてディスカッションし、セミナーで使用する資料やスライドショーなどの制作支援を行う。また、リーフレット作成の希望を受け、昨年度創業セミナーに参加していただいたデザイナーを紹介し、掲載内容の洗い出などを行った。

8月:顧客獲得活動に向けた企画提案書の作成

【状況】
ターゲットとする中高生のトレーナー帯同契約獲得に向け、事業計画を修正。トレーナー契約の企画提案書作成に着手していた。

【支援活動】
着手中の企画提案書のレビューを行い、内容を固めていった。また、事業計画策定にあたって営業開始を10月と設定し、必要なプロモーションツール(名刺、ちらし、リーフレット、パンフレット等)を確認した。また、訴求効果の高いツールとするべく、デザイナーへの作成依頼を検討。その経費に補助金が活用できないか検討した。
次回は企画提案書ブラッシュアップや、プロモーションツールの見積もり、補助金申請の検討を行う。

7月:中高生トレーナーサービスに絞った事業計画策定

【状況】
知人の整骨院を手伝いながら、自身の教室開設に向け、保育園、学校の部活動をフィールドとしてテストマーケティング的なサービス提供によるモニタリング活動をはじめ、企画提案書やプロモーション施策、顧客管理等含めた事業計画を検討している。プロモーション施策では、もりほんや・森氏、Be Colrful・真栄城秀人氏との合同企画・キッズプローオキナワを企画中である。
事業計画検討を進める過程で、教室開設は整骨院を手伝いながらの現状では時間的な制約も大きく、運営体制等のビジネスモデル確立に時間を要すると判断。出張スタイルで中高生指導に絞る方針とし、中高生のトレーナー帯同契約獲得に向けた事業計画策定に着手した。

【支援活動】
顧客獲得に向け、提供サービスの強みを対象とする顧客層に対して周知していく必要性がある。また、顧客との接点がイベントや整骨院といった限定的な機会となっていることから、より幅広く効果的な広報施策が必要であった。まずは強みとなるトレーニングサービスの利点等を整理し、その差別化要素や必要性を訴求することを助言した。また、その手段としてWebサイトのコンテンツ整備等、情報通信技術を活用した広報施策のあり方を助言し、併せて事業計画における必要な項目や、顧客情報を管理する仕組みについて検討を実施した。
次回はそれに基づいた事業計画や企画提案書をレビューし、広報施策についても継続して検討していく。
顧客接点は、イベントや整骨院での対面型が多いため、対面後、改めてトレーニンの目的、効果、方法論などをお客様が後閲するために、ホームページの内容を充実することを提案した。
また、実施したトレーニング、治療の履歴を電子的に管理できる仕組みについて、今後検討する。

はじめに

【創業の動機】
ケガが原因でプロになる夢を諦めたり、好きなスポーツすらできない日々を送っている子ども達や選手を多く見てきたという真栄城氏。そうした事態を未然に防ぎ、沖縄からプロスポーツ界へ羽ばたく人材が多く輩出されたら、という想いで4年以上のボランティア活動を行ってきた。
柔道整復師の資格を持つ真栄城氏は、整骨院での活動や、外部講師として、スポーツ中のケガを未然に防ぐトレーニング方法を、子ども達やプロスポーツ選手に教えるなどの支援活動に従事してきた。
しかし、ボランティア活動で支援できる範囲や時間的な限界や、より効果的、効率的なトレーニング方法の確立に至らず、現況を大きく変えることができない状況に無力感を感じていた。
そんな中、科学的な理論や研究データに基づいたリズムトレーニングと出会う。
そうした方法論に、これまで自身がが蓄積してきた経験、知識を合わせることで、効果的なトレーニング方法を確立できることを実感。さらには事業として幅広く活動領域を広げていくことで、より多くのスポーツ選手の支援を実現したいと、起業を決意した。

【事業内容】
・保育園向けのスポーツリズムトレーニングの実施
・小・中・高校生向けのスポーツリズムトレーニングの実施
・プロスポーツチーム向けのスポーツリズムトレーニングの実施。
・その他…スポーツリズムトレーニングディフューザー(普及員)養成講習会の実施、一般社団法人スポーツリズムトレーニング協会公式DVDの販売、出張治療、野球メディカルチェック、野球投球フォーム指導、外部講師などの事業を展開していく。

(スポーツリズムトレーニングとは)
リズムの獲得やケガの予防に効果的と言われており、近年、NHKやEXILEのTETSUYAなどのメディアにも注目され、プロ野球球団(現在3球団)にもウォーミングアップで導入されているトレーニング方法。スポーツリズムトレーニングを導入することにより、運動能力向上(平均実年齢+2歳レベル)・リズムの獲得・社会性向上・障害予防(ケガの予防)・認知機能向上が期待できる。

この記事に関するお問い合わせ

経済文化局 産業振興課
郵便番号:901-2501
住所:沖縄県浦添市安波茶一丁目1番1号本庁5階
TEL:098-876-1245
FAX:098-876-9467
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