記事番号: 1-1778
公開日 2021年07月15日
消防団は、地域の有志の人々によって組織されており、義勇的、ボランティア的な性格が強い組織ですが、市町村の公的な消防機関であり、消防署と協力して火災、災害及び人命の救助に出動するとともに、火災予防の普及啓発活動を行います。
消防団員とは?
1 消防団の身分と権限
消防団員は、消防活動への従事を職業とする消防本部(署)の消防職員と違い、平時は農業、自営業、会社員等の職業に従事する一方、火災、災害発生時、訓練時、災害警戒時には消防団員として出動する特別職の公務員です。
また、消防団は地域社会に奉仕する団体でありますが、活動においてはすべてが組織で、活動することが求められます。そのため厳正な規律と整った秩序を維持し活動しています。
2 消防団の活動
地域の防災力の中心として、火災時における消火活動や風水害による被害の拡大防止など、地域住民の安心安全の確保に努めています。
一方、平時の活動としては、月数回の月例訓練を行っています。消火活動訓練、救急法訓練、礼式訓練、体力づくりのほかに、消防職員による講話や指導を受け、災害発生時即時に対応できるよう訓練を行っています。
その他、日ごろから災害予防にも努めており、春や秋の火災予防運動のパレードに参加したり、地域の防災訓練へ参加したりと地域の方々に密着した活動を行っております。また年に一度、体力練成大会(スポーツ大会)や操法大会等を通して各市町村の団員との交流を図り、お互いの志気を高めています。
3 浦添市消防団の現状
(1) 定員数及び現員数
浦添市消防団の定員数は平成24年4月より50人となっています。現在(令和3年7月1日)の団員数は34人です。
(2) 組織
4分団で構成されています。
(3) 階級
団長、副団長、分団長、団員となっています。
4 その他(報酬等について)
報酬及び費用弁償
年額 | 団長 | 60,000円 | 費用弁償(訓練及び火災等出勤の場合) |
副団長 | 48,000円 | ・4時間以内・・・・・・・2,500円 ・4時間を超えるとき・・・4,000円 | |
分団長 | 42,000円 | ||
団員 | 36,000円 |
退職報奨金
消防団員として5年以上勤務して退職した者に対し、勤務年数及び階級に応じて浦添市が加入している基金より退職金が支給されます。
消防団員募集
1 入団資格
- 浦添市に居住し、勤務し、又は在学する者
- 年齢18歳以上の者
- 志操堅固及び身体強健であって団員の任務に堪え得ると認める者
2 入団手続き方法
履歴書を浦添市消防本部総務係に提出。面接を行い採用が決まります。
3 問合わせ・申込み先
浦添市消防本部 消防総務課 総務係(消防団担当) 電話:098-875-0119
参考
総務省消防庁消防団ホームページ:http://www.fdma.go.jp/syobodan/