記事番号: 1-7855
公開日 2020年09月16日
朝方や夕方は涼しさがあり、秋の訪れを少しずつ知らせていますね。日中はまだまだ厳しい暑さと日差しがあるので、水分をこまめに補給し、熱中症には気を付けるようにしています。
さて、虫や生き物が好きな子が多い黄色い帽子のクラスの子ども達ですが、今回は教師も感心した出来事を紹介します(*^-^*)
男児3人がカメムシを5匹ほど捕まえました。クラスでお世話をするんだと意気込み、捕まえたことを喜んではいましたが、お世話をする様子は見られませんでした(金曜日)。週明けの月曜日、登園すると観察ケースに入れていたカメムシが2匹死んでしまっていることに気が付きました。
教師が声をかけずに様子を見守っていると、自分達で
男児1「死んじゃっているね。」
男児2「埋めてこよう。」
~埋めた後~
男児1「どうして死んじゃったのかな?」
男児2「水が入ってなかったから?」
男児3「ご飯がなくて、おなかすいていたのかな?」
など、それぞれで死んでしまったことを残念がり、理由を考えて話し合いました。すると男児1が思い出したように
男児1「そうだ!テントウムシの飼い方で飼ってみよう!」
と2人に提案しました。その飼い方がこちらです↓
なんとビックリ!観察ケースを縦にして、ペットボトルに水を入れ、その中にカメムシが好きな葉っぱを入れたのです(@_@)!!!1日その状態で置いて、様子を見ていると、、、
次の日には壁や葉っぱに卵を産んでいました!男児3人はとても目を輝かせ、周りの子や教師に「見てみて!」と喜んで見せていました。
男児1「やっぱりこのやりかたが良かったんだよ!」
男児2「卵産んだってことは、オスとメスがいたんだはずね!」
男児3「卵から早く生まれないかな、たのしみ~♪」
教師の声掛けやアドバイスがなくとも、自分達で気づいて話し合えたこと。さらには自分の考えや知識を友達と共有し、それを形にすること。
今回は生き物を通して子ども達も学んだようで、成長したなと感じられる出来事でした!カメムシさん、ありがとう☆