記事番号: 1-7845
公開日 2021年01月22日
年が明け、3学期が始まり、あっという間に1月が終わりそうです(^^)
最近のほし組さんは、お正月遊びにはまり、毎日こまを回したり、カルタをしたり、すごろくをしたりと楽しんでいます♪
その中でもクラス全体を通して楽しんでいるのがすごろくです!最初は3~4名の友だちと楽しむ様子がありましたが、
「なかまにいーれーて」、「いっしょにやろう!」と誘い合っていくうちに5名、6名、、、と一緒に遊ぶ友だちが増えていきました。
すると、問題発生!すごろくで使うコマが足りなくなったのです!
「うーん、どうする?」、「〇〇はあとからやったらいいんじゃない?」と悩むほし組さん。
そこである一人の男の子が気づきました。
「わかった!たりなかったらつくったらいいんじゃない?」と言い始めたのです!
製作コーナーに行き、一人で黙々と作業する男の子、、、、
その様子を見ていた周りの友だちも「つくってみたい!」、「みんなでつくろう!」と次々に提案して来ました!
後日、みんなですごろく用のコマ作りをしました♪
「ぎゅうにゅうぱっくをつかう」、「いろえんぴつより、ぺんがいいのかな」など
材料や使う道具は自分たちで考え、一人一人がテーマを持って取り組んでいました。ポケモンのコマを作る子、お姫様のコマを作る子、
兄弟の分も作ってあげる子、ペットボトルのキャップを使ってタケコプターを作る子などたくさんのアイデアが生まれました♪
製作が終わると、友だちのコマが気になっている様子、、、、(^^)
なので、全体で紹介する時間を設けました☆
友だちの視線を浴びると緊張してしまうみんなでしたが、自分なりの言葉で作品を紹介してくれました♪
「どうやってつくったんですか」の質問に対して、「といれっとぺーぱーのしんをきって、、、、」と細かく説明するほし組さん
みんな成長しているな、と実感しました(^^)/
みんなの発表が終わると、「つくったこまをつかって ほしぐみみんなで すごろくをしたい!!!」
とまたまた新しいアイデアが!
「おーいいねやろう!やろう!」と意気込む子どもたち。 でも、23名が一度に遊べるすごろくは、、、、、
担任の私が「でも、みんなで遊べる大きなすごろくお部屋にないよ、」と私が言うと、
製作が大好きなほし組さん、もちろん
「なんで!みんなでつくったらいいさ!」との回答。なんで先生は思いつかないのという勢いでした。笑
日を改めて、今度は大きなすごろく作りスタートです。
画用紙の大きさを一緒に決めながら進めていきました。数字を振り分けて、ペンやクレヨンを使い分けて
一人一人の基準ですごろくのますを描いていきました☆
四角や丸、三角などの形が多かったなか、オレンジジュースやりんごなど友だちの真似をせず新しい形を考える子もいました♪
すごろくのますを描き終えたら、みんなでまわりに絵を描いていきました。
火山を描いたり、星を描いたり、飛行機を描いたりと思い思いの絵を描くほし組さん。
すごろくが完成したとき、どんな名前にしようか迷いました。
ほしぐみすごろく、みんなのすごろく、たのしいすごろく、と色々意見が出ましたが、なかなか意見が一致しません。
ある男の子が、「おさんぽすごろく!」と言いました。みんなも私も最初はポカーンとしましたが、
スタートから始まって、恐竜がいる道を通って、途中で女の子に会って、、、、最後は星が見える夜になってゴールにたどり着く。
ということに気づいたときにみんなの表情が変わりました。
「おさんぽすごろくにしよう!!」、「いいね♪」とすごろくの名前が決まりました(^^)
『おさんぽすごろく』が完成した後は、みんなでたくさん楽しみました♪
一人の男の子のこま作りから、クラス全体で1つのすごろく作りまで繋がるほし組さんの発想の豊かさと、友だちの考えに共感できる優しさを
知ることができました。製作の中で、小さなトラブルはたくさんありましたが、自分たちでどうにかしようとする姿も見ることができました(^^)
でも、これで終わりではありません♪
今製作途中のすごろくがあるので、完成したらまたお知らせしたいと思います♪