記事番号: 1-8241
公開日 2021年02月05日
前回、”すごろく1”の記事でほし組みんなですごろく作りをしたことを記載しました。
今回はその続きです♪
みんなで作った『おさんぽすごろく』は、自分たちで作ったすごろくだからこそ、ルールが違うと訂正する様子もありながら、
友だちと楽しく遊んでいました♪
遊び始めて数日が経ったころ、少し『おさんぽすごろく』に飽きているほし組の様子が見られました。
自分たちで作って遊ぶ楽しさを経験したほし組でしたが、このまま終わってしまうのはもったいないと思い、
「ほし組さん、この前おさんぽすごろく作ったでしょ?今度は、グループに分かれて自分たちのすごろくを作ってみない?」
と、提案しました☆
「いいね!」、「やりたい!」、「きょうりゅうすごろくにしよう!」と乗り気になった子どもたち!
次の日、仲良しの友だちを誘い合いながらすごろく作りのスタートです。
グループのメンバーが決まった後は、どんなすごろくを作るのか話し合い。
自分の意見を主張できる子、友だちの勢いに負けてなかなか意見が言えない子、自分の意見も伝えながら友だちの意見も受け入れられる子。
みんな自分なりの言葉で、ドキドキしながら話し合いを進めることができました(^^)
話し合いがまとまると、みんなの前で発表です。
「わたしたちは、〇〇すごろくをつくります!」と堂々と発表する姿がありました(^^)
すごろくのテーマが決まると、さっそく製作スタートです!
今回は、『きょうりゅうすごろく』、『きめつのやいばすごろく』、『にじすごろく』、『けいさつすごろく』、『どうぶつすごろく』の
5つのすごろくを各グループで製作していきます!
まずは、絵を描くための用紙から作りました。
画用紙の大きさ、枚数も自分たちで決めました。
貼り方にも、丁寧に貼る子、早く製作を始めたくてペンを準備する子、個性あふれるほし組でした(^^)
用紙の準備が出来ると、絵や数字を書き始めていきました。
「すたーとはどこにする?」、「だれが1をかく?」など製作する過程でたくさんの相談をする子どもたち。
製作が始まると、意見が伝えられなかった子も少しずつ主張できるようになってきました♪
製作を進めていくとすごろくに愛着がわいてきたほし組、画用紙の上で絵や字を書くときはしっかりうわばきを脱ぐ姿がありました(^^)
それだけ、大事にしていることが伝わってきました!!
「いっかいやすみがあったほうがいいんじゃない?」、「えーでもやすみがあったらすすめないさ」
「でも、ぜったいにあったほうがたのしいよ!」や
「ここはわたしが えかこうとおもっていたの」、「なんで?だれがきめたの?」、「だってここがいいのに!」
など、相談し合うほし組。
自分の意見を伝えるだけでも、成長している子どもたち、さらに友だちの意見に対しても反応することができ、
充実した時間を過ごすことができました♪
製作時間を、3日に分けやっと完成です!
1.けいさつすごろく
2.きょうりゅうすごろく
3.どうぶつすごろく
4.きめつのやいばすごろく
5.にじすごろく
この日に完成できなかったグループも、個別で時間をとって仕上げました♪
たくさん話し合って作ったすごろく、どれもそのグループらしさが出ていて面白かったです!
”いっかいやすみ”と書いてあるグループもあれば、”ハートにきたら2ますすすむ、ほしは1かいやすみ”と
記号で表現するグループもあって、子どもたちの柔軟な発想に驚かされました(^^)
完成した後は、みんなで遊びました☆
グループ決めから自分たちで話し合い、すごろくのテーマを決め、製作に取り組む、そして完成した後はみんなで遊ぶ。
子ども達の成長をすごく実感した活動でした。子どもの柔軟な発想に驚き、純粋な考え方に改めて気づくことができました。
そのすごろく作りの中で、ある女の子の発想から、さいころも作る様子が見られました。
紙や牛乳パックを切って、立体に組み立てていく子ども達のイメージの豊かさにも驚きました。
この手作りのさいころを使ってすごろく遊びを楽しむ子どもたち。
「5がでた!」、「1だ、、、。」と言う声の中、
「うーんと、12だ!!」とある男の子。え、そんなはずはないけどな、、、と思い見に行くと、
しっかり、さいころには12個、点が書いてありました。笑
手作りだからこそ、勝ちたい気持ちがあるからこそ、純粋だからこそのアイデアだと思いました。
一緒に遊んでいる友だちも、「あー、12か。いいな~」と気にする様子もなくいつも通り楽しんでいました♪
とっても微笑ましかったです(^^)
☆おわり☆