記事番号: 1-5292
公開日 2010年06月18日
巣立ち後で飛ぶ練習をしているヒナを、「親がいない迷子の飛べないヒナ」と勘違いして拾ってきてしまうことがあります。
巣立ちを見守っている親鳥も近づくことができません。
次のことを参考にして、ヒナを安易に拾わないようにしましょう。
Q:ヒナが地面に落ちているけど大丈夫?
A:野鳥のヒナの多くは、卵からかえって羽が生えそろうとすぐに巣立つので、巣から飛び出す段階ではうまく飛べずに落ちるものもいます。
でも、けがをしていなければ、親鳥が給餌や誘導をするうちに、少しずつ飛べるようになると考えます。
Q:ヒナを見つけたときは、どうしたらいい?
A:巣立ち直後のヒナはあまり動きません。親鳥は人がヒナの近くにいると警戒してやって来れません。
その場を離れて、親鳥が来るか見守った方ががよいでしょう。
Q:道路の真ん中やネコに襲われそうな場所にいるけど大丈夫?
A:近くの茂みの中や木の枝などの安全な場所に置いておくこともできます。親鳥は姿が見えなくても、ヒナの声で気づくことができるでしょう。
Q:ヒナを拾ってきたときは、どうしたらいい?
A:できるだけ早くもとの場所へもどしてください。たいていは親鳥が近くにいるはずです。
Q:親鳥が来ないがどうすればいい?
A:けがをしている、希少種など、放っておけないと判断される場合は、野生動物ドクターに相談してみましょう。
※野鳥は許可なく捕らえたり、飼うことはできません。
浦添市内野生動物ドクター
蘭動物病院 浦添市屋富祖1-4-3-106 TEL:098-878−1073
詳しくは沖縄県自然保護課HPをご覧下さい。
この記事に関するお問い合わせ
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