記事番号: 1-5385
公開日 2015年09月18日
国指定史跡「浦添城跡」は中山(沖縄本島中部)を勢力下におく支配者の拠点と考えられているグスクです。
浦添市教育委員会では平成8年度より浦添城跡の復元整備事業を行っています。事業は浦添城跡を四期にわけて平成42年度完成を目標に実施しています。復元整備は発掘調査で検出された遺構等を根拠として、学識経験者によって構成される浦添城跡整備委員会における審議・検討や、文化庁及び沖縄県教育庁の指導のもとに進めていきます。
復元整備の展開は以下のとおりです。
事業地 | |
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第1期 | 英祖(えいそ)王と尚寧(しょうねい)王の王陵である浦添ようどれをメインとする浦添城跡の北側の地域です。浦添ようどれは平成17年度に整備が完了しました。 |
第2期 | 浦添城跡の南側の地域です。発掘調査の成果をもとに城壁の復元整備を行いつつ、現在の樹林を活かした整備を行います。 |
第3期 | 浦添城跡の中心部の地域です。発掘調査成果をもとにグスク北側の城壁などの復元整備を行います。 |
第4期 | 浦添城跡の西側の地域です。仲間六班の方が避難した壕をはじめとする沖縄戦の戦跡や、シーマヌウタキと呼ばれる拝所を巡る園路の整備を行います。 |
これまでに第1期整備として浦添ようどれと、第2期整備として西側の城壁、石畳道の復元整備、東端に屹立(きつりつ)する岩“ワカリジー”の保全対策工事を行いました。復元整備の今後の動きにご期待ください。
この記事に関するお問い合わせ
教育委員会教育部 文化財課
郵便番号:901-2501
住所:沖縄県浦添市安波茶一丁目1番1号7階
TEL:098-876-1295
FAX:098-879-7280
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