記事番号: 1-3958
公開日 2016年09月27日
みんなが笑顔であるために
赤ちゃんのつぶらな瞳や子どもたちの無垢な笑顔に出会うと誰でも微笑まずにはいられません。それが自分の子となるとなおさらのことです。
近年、社会情勢が大きく変化する中、子育てを取り巻く環境は大きく変化しています。核家族のため、祖父母に子どもを預ける事も出来ない、子育ての大変さを理解する者同士で話がしたい、目を離すと子どもの命に関わる事故が発生するかもし
れない…など、子を持つ親は常に大きなストレスを抱えており、誰に相談することも、頼ることもできない現状があります。
本市も、そのような問題は決してゼロではなく、市民のご意見も寄せられています。市では子どもを預かる保育所だけでなく子育て支援サービスとして、多くの支援施設等を設けています。
独りで子育てに悩まず、親子ともに毎日笑顔で過ごすために、ちょっと出かけてみませんか。手を添え、心により添う「場」がそこにあります。
浦添市の子育て支援サービスの紹介
子育て支援センター・つどいの広場
【子育て支援センター】 ほるとの家、てぃんさぐの家、柿の実ひろば |
【つどいの広場】 にこにこ、さんさん、あいあい、リーヴル・ドンフォン・カフェ |
親同士気軽におしゃべり(情報交換)したり、交流しやすい環境です。また、各支援センターおよびつどいの広場では、子育て相談等も受け付けています。
子育て支援センターを利用者する保護者の声
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比嘉玲香さん:私は在宅保育をしていて、7月から支援センターを利用しています。やっぱり家で見守るよりも、他の子どもたちと交流できて、私も他の親と交流できる場所の方がとても楽しく、気持ちがすごく楽になります。とても居心地が良くて、今後も利用していきたいと思います。
- 髙良千恵子さん:支援センターは、お母さん同士の交流や子どもが広い場所で遊ぶことができます。家で子育てをすると不安で息がつまることがあります。年齢の違う子どもたちが集まるので、その年齢の発達の様子がわかり、自分の子どもの成長が実感できるので嬉しいです。
ファミリー・サポート・センター
安心して子育てができる環境づくりのため、「子育ての手助けをしてほしい」人と「子育ての手助けをしたい」人を結びつけるサポートをします。
浦添市内間2-18-2-101 ☎(870)0073
病児・病後児保育 小児デイケア「もこもこ」
病時・病気回復期にある子どもで、家庭保育が困難な期間、親に代わり、実施施設で一時預かり保育を行います。空き状況を確認の上、要予約。
浦添市伊祖4-20-1 1F ☎(942)6565
児童センター
児童の健全育成を目的とした施設で、子どもたちが自由に来館し、遊ぶ場です。様々な行事やクラブ活動のほか、親子交流や子育て相談なども行っています。
4歳児および幼稚園年中児以下の利用は保護者同伴が必要です。
子育ては「孤(独)育て」ではありません
浦添市役所 保育課
子育て支援コンシェルジュ
崎枝朝子さん
子育てを楽しめない親が今多くなっています。
「子どもは可愛い」という事をいつしか忘れてしまい、「自分の育て方は正しいのだろうか」と不安になる親からの相談が多いです。しつけと甘やかしの区別は非常に難しいのですが、そういった場合はお
近くの支援センターなど、他の親と交流する場を紹介しています。やはり、自分だけで子育てをしていると孤独や不安が大きくなっていきますので、他の親から学ぶ、もしくは悩みを共有して自己肯定感を
もつなどの情報共有はとても大きな力になります。
私は子ども保育に関してアドバイスをしています。気兼ねなく問い合わせや窓口にご相談に来てください。
繋がり、悩みを共有する
子育て支援センター
ほるとの家
國仲恵利子さん
横の繋がりというのはとても大事で、特に母親同士だと情報共有などですぐ話題が広がります。その中で悩みの解消や気持ちの自立があると嬉しいですね。私は20 年保育士をやってきましたが、自分の子育てとなると、とても難しく悩んだことがあります。そんな時に私自身も支援センターを利用し、他の親と話しをしたり、交流する中で心が軽くなったのを覚えています。
センター利用者の多くは子育てに関する悩みやストレスを持っています。それを解消するには、とにかく人に話しを聞いてもらう、ということが最善だと利用者からは聞きます。
私たちでよければ話を聞きます。リフレッシュする場としていつでもご利用ください。