記事番号: 1-5247
公開日 2015年09月16日
ブラジルからの研修生を紹介します!
~ 平成27年度 南米移住者子弟研修生受入事業 ~
南米移住者子弟研修生受入事業では、ペルー・ブラジル・アルゼンチンの南米3か国に移住した浦添市出身者をルーツに持つ子弟の中から、優秀な人材を選抜し、県内で日本語や沖縄の文化研修などを実施しています。この南米3か国には、浦添市出身者で構成された浦添市人会があり、この市人会から推薦を受けた者が沖縄での研修に応募することができます。
今年度は、7月15日から12月11日の日程で、ブラジルから山田 ジェシカ 明美さん、当銘 フェリッペ ひろゆきさんを研修生として受け入れています。2人は、平日の午前中は日本語学校に通い、午後は三線、琉球舞踊、書道など沖縄や日本の文化を学んでいます。滞在期間中は、研修のほか、小学校訪問やイベントでの市民との交流も予定されています。研修生には、研修や地域との交流を通して、沖縄に対する理解を深め、今後、浦添市と移住先国との架け橋として活躍することが期待されています。
二人を街で見かけることがあったら、ぜひ、声をかけてください!
- ▲書道は「一」から練習しています。
- ▲三線は、初めての経験です。
山田 ジェシカ 明美 屋富祖出身(3世)
私の祖父は屋富祖で生まれました。そして、40歳のときに、ブラジルに移民しました。私はブラジルで生まれましたが、子どもの頃、日系人の運動会などのイベントに参加しています。
今は、美術大学の2年生で、今回の研修で日本の文化と沖縄の文化を学ぶことができるので、とてもうれしいです。ブラジルに戻るときに、沖縄の文化を伝えられるよう、毎日、研修をがんばりたいとい思います。よろしくお願いします!
趣味:絵を描くこと 好きなもの:ゴーヤー
当銘 フェリッペ ひろゆき 牧港出身(3世)
初めまして。私はブラジルのサンパウロ出身です。今は、大学でビジネスを専攻しています。
私の祖母は、沖縄民謡と琴が上手で、私が小さい頃、よく沖縄について話してくれました。今回、研修生として沖縄に来て、日本語と沖縄の文化をたくさん学ぶ ことができるので、とてもうれしいです!
沖縄に来る機会をくれて、本当にありがとうございます。毎日一生懸命がんばりますので、よろしくおねがいします。
趣味:バレーポール 好きなもの:おまつり