記事番号: 1-2954
公開日 2017年01月20日
キャンプキンザー周辺において市が実施したPCB等の調査結果について報告いたします。
平成28年9月にキャンプキンザー周辺の3カ所において底質調査を行いました。その結果、2カ所からPCB及びDDT類が検出され、3カ所から鉛が検出されました。ただし、PCB及びDDT類の数値はすべて基準を下回っています。鉛の数値についても、自然由来の汚染と判断する際の目安となる含有量の上限値を下回っています。また、港川海域から採取したアーサ及び貝(マガキガイ)について調査した結果、どちらからもPCB及びDDT類は検出されませんでした。貝のみ鉛の検出がありましたが国内においては基準がないため、EU(欧州連合)が設定している二枚貝の鉛の基準値1.5㎎/㎏と比較すると基準を下回っています。
なお、キャンプキンザー周辺の4カ所から捕獲したハブの調査結果については、すべての検体からPCB及びDDT類が検出されています。鉛についてはすべての検体から検出されませんでした。これらの汚染が人体に影響を及ぼす可能性があるかどうかについては解明されていないものの、市としては引き続き市民の安心・安全を確保するため、今後も継続して調査を実施し汚染状況の把握に努めてまいります。
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