記事番号: 1-4854
公開日 2017年06月01日
待望のオープン 受け継がれるおもてなし
港川外人住宅街(港川ステイツサイドタウン)の一角。高級レストランのたたずまいで、一歩店内に足を踏み入れるとアメリカンレトロな雰囲気にエレガントな音楽が流れる極上の空間が広がる。6年ぶりに浦添市に戻ってきたピザハウス港川本店。連日カップルや家族連れが詰め掛け、おいしい料理に舌鼓をうち笑顔があふれる場所です。
「多くのお客様、関係者から祝福をいただいて感謝しています。昔から慣れ親しんできた浦添市で再会できたことを、とてもうれしく思います」。
そう笑顔で語るのは、ピザハウス代表取締役社長の坂本昭司さん。料理の鉄人・坂井宏行氏の元で、フレンチの修行を10年間積んできたベテランシェフです。
ピザハウス代表取締役社長 坂本昭司さん
昭和55年から約22年間、お客様に笑顔をもたらしてきた旧ピザハウス城間本店は、道路拡張工事によって惜しまれつつも一時閉店。この間坂本さんは、開業場所をどうしようかと決めかねていました。すると昔から地元付き合いのある企業から、「港川ステイツサイドタウンで開業してみないか」との声があり、「この話は大きなチャンスだ」と坂本さんは直感しました。「ピザハウスは来る人にアメリカンテイストを体験してもらい、異国情緒を感じてもらうためのお店です。港川ステイツサイドタウンはイメージ通りの場所で、まるで「千載一遇のチャンス」が来たようでした」と振り返ります。
支配人兼シェフソムリエ 砂川 操さん
そして今年3月29日、ピザハウス港川本店としてオープンを果たし、「また浦添市で開業したいという思いがやっと叶いました。工事の時は周辺待望のオープン 受け継がれるおもてなしの住民にとても迷惑をかけましたが、それでも皆さんは応援してくださいました。その恩に報いるため、皆様に今まで以上に喜んでもらえるように頑張っていきたいです」と、坂本さんは目をうるませて語ります。
ピザハウス港川本店料理長 比嘉 徹さん
ピザハウス港川本店がオープンできて「ホッ」としたのも束の間、坂本さんにはやることが山積みです。その中でまず手掛けているのはスタッフの育成だと話します。坂本さん自身が旧ピザハウス城間本店でシェフとして働いていた時、ピザハウス創業者の伊田耕三さんから口を酸っぱくして「自分の家族や友人、恋人をもてなすような心がけをお客様にしなさい」と叩き込まれ、「誠心誠意」・「ホスピタリティ」の心を教わりました。その心を伝えるべく、坂本さんは当時のベテランスタッフを軸として新たなスタッフを育成し、古き良きピザハウスの再構築をしていきたいと意気込みます。
開店前、細部までチェックしてから、お客様をお迎えします
「レストランの語源『レストア』には「回復・元気にさせる」という意味があります。新生ピザハウスでも、私たちはこれをしっかりと表現し、おもてなしさせていただきます。加えて、アメリカンテイストをうりにした分厚いローストビーフやステーキなどで、ここでしか味わえない料理を楽しんでいただけたらと思っています」
多くのファンがオープンを待ちわびたピザハウス。オープン直後から多くの人が押し寄せ、その波が途切れることはありません。
「自慢の料理とスタッフで、誠心誠意を尽くします。私たちピザハウススタッフ一同、皆様を心からお待ちしております」と、坂本さんはじめスタッフは優しく微笑みました。
ランチメニューの一品