記事番号: 1-249
公開日 2017年10月26日
ご意見
安波茶橋の石ダタミの案内板を大きく道路入口に表示する。
なぜ琉球の歴史家、伊波普ゆうの墓がなぜゆうどれにあるのか。
浦添市のPRをもっとやるべきだ。
回答
本市文化財に対する貴重なご意見、ありがとうございます。また、頂きましたご質問に回答いたします。
1.国指定史跡である中頭方西海道の説明板は、小湾川にかかる安波茶橋のたもとに一か所、階段を上り経塚側の道路入口の一か所の計二か所に設置しています。現在、同市教育委員会では、安波茶橋周辺の環境整備を計画しておりますことから、ご指摘の案内板(サイン)の内容やあり方も含めて、県や国とも協議の上で総合的に検討を行い、環境整備を図ってまいりたいと思います。
2.伊波普猷の墓がなぜ「浦添城跡」にあるかについてお答えします。沖縄学の父といわれる伊波普猷は、東京大学在学中の明治三十八年に「浦添考」という論文を書き、琉球のかつての王都が浦添であることを論じ、それ以降に伊波の沖縄研究は本格化したといわれています。その点で浦添は伊波普猷にとってゆかりのある地であり、生前の「海の見える岡」という本人の注文もあったことから、一九六一年に現在の場所に伊波普猷霊園がつくられました(浦添市史第三巻)。
本市としても、文化財を通じた本市の広報により一層取り組んでまいります。今後とも本市の文化財保護行政にご理解、ご協力いただきますよう宜しくお願いいたします。
この記事に関するお問い合わせ
教育委員会教育部 文化財課
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住所:沖縄県浦添市安波茶一丁目1番1号7階
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