特別支援教育ヘルパーの配置について(平成30年10月11日受付)

記事番号: 1-5131

公開日 2019年01月22日

ご意見



浦添市特別支援教育ヘルパーについて

各学校にヘルパーさんを配置していただいていますが、数が圧倒的に足りないのではないでしょうか。

私の子供が通う学校には、3名のヘルパーさんが居るそうですが、1名は常時つきっきりになっていて、実質2名で対応しているということでした。

私の子供もヘルパーをお願いしていますが、ヘルパーが足りないので、実際はほとんど対応できておらず、先生も困っているとのことでした。

市の財政的にも難しいことは分かっていますが、最低でも学年に1名は必要ではないでしょうか。

ヘルパーの認定が下りた子は、市が必要と認めた子供たちです。

必要と認めたにもかかわらず、対応できる環境づくりは不十分です。

学年に1名でも居てくれれば、子供たちも先生も落ち着いた学校生活が送れるのではないでしょうか。



 



回答



特別な支援を必要とする児童生徒について、学校と家庭が一貫した長期的な視点で、保護者との情報交換や話し合いで確認された支援内容等を「個別の教育支援計画」作成に反映させ、ひとりひとりにあった必要な支援に生かしています。その際、学校は、学校内の人材(特別支援教育ヘルパー、教育相談員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー等)を活用した支援、外部専門家・他機関との連携を行うことになっています。このように、児童生徒ひとりひとりの支援に対応して、家庭と学校の連携を図る相談窓口が、「各学校の特別支援教育コーディネーター」となっております。



ご相談にあったように、 「ヘルパー対応がほとんどできていない」状況は、お子さんの特性を踏まえて立てた「個別の教育支援計画」が対応できない状況であるということで、あってはならないことです。教師のマンパワーだけでは十分な支援が困難な場合、『組織的連携で対応できるシステムの構築』を図っています。学校内体制において、特別支援教育ヘルパーはもとより、教育相談員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどの計画的・組織的な対応、さらに外部機関との連携(教育委員会から派遣する、巡回指導員・特別支援教育専門家チーム等)を各学校の特別支援教育コーディネーターが、保護者・本人等からの相談を受け、校内委員会で検討し、お子さんの状況に応じた具体的・効果的な支援に取り組んでいくことになっております。



その支援システムがしっかり機能していないことは、児童生徒の一人一人の教育的ニーズに対応できていないことに他なりません。



教育委員会としましても、学校に校内支援体制を確認してもらい、相談窓口である各学校の特別支援教育コーディネーターの役割を保護者、児童生徒等へ周知していただき、相談から充実した支援へとつなぐよう学校との連携を図りたいと考えております。



ぜひ、学校の特別支援教育コーディネーターへ相談していただき、お子さんの教育的ニーズに合った、校内外の専門スタッフの活用も含めた支援体制の実現に向け対応させていただければと思います。


この記事に関するお問い合わせ

教育委員会指導部 学校教育課
郵便番号:901-2501
住所:沖縄県浦添市安波茶一丁目1番1号本庁7階
TEL:098-876-1218
FAX:098-879-7280
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