記事番号: 1-3845
公開日 2019年03月27日
ご意見
先日、浦添消防本部で救急法講習を受けてきました。消防士さんに救急車は何台あるのか質問したところ4台あるとのことでした。その4台の救急車が前田の消防本部にずっとある状態で消防士は訓練を行っていました。しかも昼中ずっとです。
訓練はいいことだと思いますが何時間も内間と牧港の消防署を離れるのはいかがなものかと思います。訓練で技術を磨いても、現場に着くのが遅れたら意味がないと思います。
私には大病患っている娘がいます。いつ、呼吸止まってもおかしくありません。いざという時このような消防の体制で娘の命は助かるのも助からないんじゃないですか?
回答の方宜しくお願いします。
回答
貴重なご意見ありがとうございます。
まず本市消防体制に関して市民の方が不安を抱いていることに対してお詫びいたします。
消防の災害現場での活動につきましては、2~3人で行う分隊活動、6~8人の各署所単位で行う小隊活動及び15~20人の署所全体で行う中隊活動に大別されております。
ご承知のとおり、近年の本市の街並みにつきましては高層建物の増加傾向及び沖縄都市モノレール延伸開通、西海岸地区の道路整備や大型商業施設の開業などを控えており災害もこれまでより複雑多様化、大型化することが懸念されております。
このような背景の中、組織的な対応力向上のための中隊活動訓練については、現場到着時間に遅延のないような工夫を行いながら強化を図っているところであります。
今回のご意見内容を真摯に受け止め、今後も現場到着までの時間短縮に努めるとともに、必要な訓練の実施方法については検討し改善を図って参りたいと思います。
今後も市民の安心・安全のために業務遂行にまい進していきますので一層の消防行政へのご理解をよろしくお願いいたします。