浦添署で29日、浦添市内に住む女性宅に警察官を名乗る男が電話をかけ、その直後に金融庁を名乗る男が女性宅を訪れてキャッシュカードをだまし取る事件が26日に発生したと発表した。

同署によると、26日の午後１時～２時半ごろ、市内の80代女性宅に「特殊詐欺がはやっている。金融庁職員を行かせます」などと男の声で電話があった。

その直後30～40代とみられる男が女性宅を訪問。

女性が差し出したキャッシュカードを封筒に入れ、暗証番号などを聞き出し、女性が目を離したすきに別の封筒にすり替えてカードを盗んだ。

女性の口座から現金５９万円が引き出されている。

現在、窃盗事件として犯人を捜査中。

誰にでも起こりうる詐欺被害です。

同日、宜野湾市のほうでも警察官を名乗る電話が４件確認されており、うち１件は同様の手口で男が女性宅を訪れています。

キャッシュカードを人に渡さないこと、暗証番号を教えないこと、怪しいと思ったら相談すること。

家族、友人、ご近所どうしで声を掛け合い、絶対に詐欺被害にあわないように努めましょう。