記事番号: 1-3793
公開日 2019年12月02日
車両を利用する際、非常に便利な通行経路となる「高速道路」。
残念ながら高速道路では、年間約60件の落下物に起因する事故が発生しています。事故の誘因となっているのが、脚立、角材、ベニヤ板などの建築資材のほか、自動車部品や家庭用品など、多種多様の落下物であり、その対策が急務となっております。
また、高速道路でのエンジントラブルやパンク等の故障車も多く、昨年度のパンクの台数が約800台となっています。幸い、パンクによる重大事故はないものの、タイヤのバーストは重大事故に発展する恐れがあります。
その他、重大事故に直結する逆走やあおり運転、自分自身の身を守るシートベルトの全席着用など、意識をもって高速道路を安心・安全に利用するよう、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
~高速道路を安心・安全に利用するために~
〇出発前に積荷をチェック!
・沖縄自動車道では、建築資材(脚立や角材など)や家庭用品など多種多様の落下物が多く、交通事故の原因となっています。
・積荷は、運転者の責任でシートをかけ、ロープでしっかり固定しましょう。
〇出発前に車をチェック!
・沖縄自動車道では、タイヤ破損やエンジントラブルが原因の事故が多発しています。
・故障の大半が基本的な点検で防げます。燃料、タイヤ、オイルなどの点検を忘れずに!
〇命を守るシートベルト!
・シートベルトは、衝突時にハンドルやフロントガラスに胸や頭をぶつける二次衝突や車外に投げ出される危険性を一定の範囲で防止する効果があります。
・高速道路では、後部座席を含め全席シートベルト着用が義務となっております。
〇あおり運転はやめましょう!
・前方の自動車に激しく接近し、もっと早く走るよう挑発する「あおり運転」は、重大な交通事故につながる悪質・危険な行為で、車間距離保持義務違反などの交通違反になります。
・危険な運転者に追われるなどをした場合は、SA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)など交通事故に遭わない場所に避難してから、ためらうことなく警察に110番通報してください。
〇逆走は命に関わる危険行為!
・逆走してしまったときは、安全な場所に停車、ハザードランプを点灯して避難し、110番通報してください。
・逆走車を見かけたら、110番や#9910で通報してください。