記事番号: 1-3361
公開日 2019年12月12日
統計コンクール入賞者、そして総務大臣・経済産業大臣から功績者表彰
統計知識の普及と統計の表現技術の研さんに資するため、沖縄県主催による「 沖縄県統計グラフコンクール 」が開催されました。
今回のコンクールには、県内の小学生から高校生までの方まで、331人の参加により、151点の応募があり、厳正な審査を経て21作品が入賞作品として選定されました。
今年度、浦添市からは、第1部(小学校1〜2年生)において浦添小学校2年生の東濵凌輔さんが銅賞を受賞。
第3部(小学校5~6年生)において浦城小学校6年生の新城心乃美さん、宮里萌愛さんが銅賞を受賞。
第4部(中学生)において神森中学校2年生の玉城佑茉さんが金賞、同中学校2年生の平良姫乃さんが銅賞を受賞。
また、長年の統計調査員としての活躍が評価され、総務大臣表彰(各種統計調査)として本市の新城洋子さん、
経済産業大臣表彰(構造統計)として本市の中曽根米子さんに対し表彰状が授与されました。
浦添小学校2年 東濵凌輔さん
左から浦城小学校6年 新城心乃美さん、同小学校6年 宮里萌愛さん
神森中学校2年 玉城佑茉さん
神森中学校2年 平良姫乃さん
左から新城洋子さん【 総務大臣表彰(各種統計調査)】 ・中曽根米子さん【 経済産業大臣表彰(構造統計)】
受賞作品の紹介
第1部 (小学校1〜2年生)
銅賞
きのこ大すき
浦添市立浦添小学校2年
東濵凌輔さん
【選評】
図鑑から20種類のきのこを調べているのを見ると制作者がきのこ好きだということが分かります。データを色つきシールで分けることで見やすくなっており、表現方法も小学生らしい。
第3部 (小学校5〜6年生)
銅賞
世界と見る日本の「今」
浦添市立浦城小学校6年
新城心乃美さん・宮里萌愛さん
【選評】
1980年と2000年の日本の人口を、人口ピラミッドを用いて、比較することで、少子高齢化が急速に進んでいることがわかりやすく示されている。最新のデータを使うと、テーマとマッチしてより素晴らしい。
第4部 (中学生)
金賞
年中まん延す インフルエンザ
浦添市立神森中学校2年
玉城佑茉さん
【選評】
中学生らしく、身近な疑問を調査している点が良い。テーマ設定の理由から対策方法まで、しっかり示されていることに加え、項目ごとのグラフ選択も素晴らしい。予防注射の実施率を注射器で表しているのも面白い。
銅賞
沖縄の投票率
浦添市立神森中学校2年
平良姫乃さん
【選評】
沖縄の投票率を題材に、県知事選、国政選挙、県民投票に分けて上手にまとめられている。選挙権は、よりよい国やまちづくりのために大切な権利です。この作品を見て選挙に行く県民が増えることを期待します。