【風水害対策していますか】台風や豪雨に伴う危険物施設における備え

記事番号: 1-9955

公開日 2020年06月01日

危険物施設の風水害対策は確実に行いましょう

危険物が流出すると、被害が広範囲となることが考えられる為、風水害に備えて対策について定期的に確認をお願いします。
これから台風シーズン
毎年、多くの台風が沖縄にやってきます。台風は地震とは違い突然襲ってくるものではありません。台風が接近すると、様々なメディアから情報が伝えられてきます。それらを利用して風水害に備えましょう。

平時からの備え

1 長雨、豪雨、台風に伴い浸水等の発生が想定される場合には、被害発生の危険性を回避、低減するために必要な措置を検討し計画、従業者への教育や準備を行う。
2 計画的な危険物の搬入、搬出の時期や経路の変更等に関する判断基準や実施要領を策定する。
3 停電時においても温度や圧力等の管理を継続することが必要な物品については、自家発電設備のバックアップを確保する。
 ※地震による津波も想定して普段より対策をとることがもっとも重要です。

風水害の危険性が高くなってきた場合の対策

1 浸水、土砂流入、強風を想定した事前措置を講じる。
2 土嚢や、止水板等により危険物施設内への浸水や土砂流入を極力防止する。
3 配管の弁やマンホールを閉鎖し危険物の流出を防止するとともに、配管やタンクへの水・土砂混入を防止する。
4 大雨や浸水に備えて、屋外にある容器やコンテナは流出防止のため、高所へ移動・固定する。また移動タンク貯蔵所についても安全な場所への移動を考慮する。
5 危険物の製造や取扱をあらかじめ停止しておく。
※上記は従業者の安全を確保するために、十分な時間的余裕をもって作業すること。

天候回復後の点検

1 点検を行い、必要な整備・補修を施す。
2 浸水した施設では、電気設備のほか、危険物を取り扱う設備や配管も損傷している可能性があるため、目視の点検だけだなく、気密性、危険物への混入状況とについて確認を実施すること。
3 電力復旧時の通電火災や漏電の防止のため、危険物施設内の電気設備や配線の健全性を確認する。

総務省からの通知文(PDF)

油漏れ

この記事に関するお問い合わせ

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郵便番号:901-2102
住所:沖縄県浦添市前田二丁目14番1号
TEL:098-878-3982
FAX:098-988-0403
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