記事番号: 1-3753
公開日 2020年06月05日
キャンプキンザー周辺において市が実施したPCB等の調査結果について報告いたします。
令和元年11月にキャンプキンザー周辺の3カ所において底質調査を行いました。その結果、PCBについては3カ所すべてから検出されず、DDT類については1ヵ所から検出され、鉛については3カ所すべてから検出されました。ただし、DDT類の数値はすべて基準値を下回っています。鉛の数値についても、自然由来の汚染と判断する際の目安となる含有量の上限値を下回っています。
また、港川海域から採取したアーサ及び貝(マガキガイ)について調査した結果、どちらからもPCB及びDDT類は検出されませんでした。アーサ及び貝ともに鉛の検出がありましたが国内においては基準がないため、EU(欧州連合)が設定している二枚貝の鉛の基準値1.5mg/kgと比較すると基準を下回っています。
なお、キャンプキンザー周辺の4カ所から捕獲したハブの調査結果については、すべての検体からPCB、DDT類及び鉛が検出されています。ただし、これらの物質が人体に影響を及ぼす可能性があるかどうかについては未だ解明されておりませんが、市としましては、引き続き市民の安心・安全を確保するため、今後も継続して調査を実施し、汚染状況の把握に努めてまいります。
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