記事番号: 1-3730
公開日 2020年10月20日
御意見の内容
かなり昔から、外来魚が日本の内水面において繁殖し、在来種を駆逐している現状を危惧していいます。私自身、バスフィッシングを10年以上やってきましたので、ブラックバスやブルーギルなどのフィッシュイーターについての基本的知識は有しています。そして、それらの魚種に関しては、国・地方自治法が対応していることも承知しています。
このほど、貴役所にお尋ねしたいのは、それら以外の外来魚(特にプレコ類)につき、役所ではどのようなお考えを有していらっしゃるのか、という点です。以下、お聞きしたいことを箇条書きにしてみました。お手数をおかけしますが、ご教示いただけると幸いです。
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貴役所管内河川における当該外来種の繁殖について問題視しているか否か。
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個人的に駆除を行うことについて、問題があるか否か。
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すでに同様の活動を行っている個人・団体等があればご教示ください。
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当該魚種について研究されている有識者をご存じであればお教えいただきたい。
あくまでも私は個人の範囲内で当該駆除に参加したいと考える一般人です。したがって、河川の管理者、周辺住民、河川における漁業権利保有者などの方々の指示には従いますし、反対があれば実行することはしません。
お忙しいところ恐縮ですが、ご返答いただければ幸いです。
回答
問合せいただいた件について下記のとおり回答します。
1.浦添市を流れる河川(牧港川、小湾川、安謝川)は、県管理となっております。外来生物法によると、プレコは特定外来生物に指定されていないので、法的に駆除することはできません。但し、プレコ(外来魚)が発生して環境、生態系を壊し、市民生活に影響を及ぼすようなことがあれば、県と連携を図り対策をとっていきます。
2.法的に個人が外来魚の駆除を行うことは問題ありません。但し、勝手に駆除を行うと環境を壊す恐れがあるので、駆除する際は河川の管理者、地域住民の確認が必要となります。
3.活動を行っている個人・団体等は把握しておりません。
4.研究している有識者も把握しておりません。
貴重なご意見ありがとうございました。