記事番号: 1-6961
公開日 2020年11月17日
頭部を負傷する事故に加え、窒息事故も報告されており、ベビーベッドの安全基準が見直されています。
6歳以下の子どもが、主に就寝時などに大人用ベッドやベビーベッドから転落することにより負傷又は窒息する事故報告が、医療機関から消費者庁へ寄せられており、平成27年1月から令和2年9月末までに計912件の報告があります。その中でも、0歳児と1歳児の事故件数が多くを占めています。
数十センチメートルの高さのベッドでさえも、転落すると頭蓋骨骨折や頭蓋内損傷のおそれがあります。また、ベッドと壁や物との間に挟まれるなどして窒息するケースもあり、場合によっては命を落とす危険があります。0~1歳児は、大人用ベッドではなく、できるだけベビーベッドに寝かせましょう。ベビーベッドは常に柵をあげて使用し、収納扉がロックされていることを必ず確認しましょう。
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