記事番号: 1-2241
公開日 2020年12月15日
市民のみなさま、浦添市長の松本です。
ご存知のように私たち浦添市では今月12月を緊急警戒月間と位置づけ
「気を付けてDecember、おねがい師走」を合言葉に市民のみなさまに
コロナ感染予防対策の更なる徹底をお願いしてきたところです。
そして、昨日12月14日、玉城デニー沖縄県知事より、私たち浦添市を含めた那覇市と沖縄市の3市に対して
緊急特別対策が発出され、飲食店と接待を伴うスナックなどを対象にした時短営業要請が発表されました。
これから年末年始を迎えるにあたって、コロナ病床だけでなく一般病床までもが不足し始め、
医療機関が逼迫している現状にあって、那覇市の城間市長、沖縄市の桑江市長共々、
私たちも沖縄県と同じ危機感を共有しているところです。
その一方で、対象となる飲食関係者のみなさまには、非常に厳しい要請となり
申し訳ない気持ちで胸を痛めていることも事実であります。
今回の措置は、あくまでも第一弾としての措置であり、今回しっかりとご理解・ご協力を頂くことが、
時短要請の延長や、休業要請、外出制限などの更に強力な措置の第2弾、第3弾を回避することに繋がります。
つまり、今回の沖縄県の判断は、医療崩壊を回避し県民の命を守るだけではなく、
ひいては飲食業界全体や経済全体を守るための苦渋の決断であることを是非ともご理解頂きたいと考えています。
そして、それは私たち浦添市民だけではなく、沖縄県民の誰もが現状を理解し、
コロナ感染拡大を未然に防ぐ努力にお力を貸して頂きたいと願うのです。
あなたの行動が、あなた自身の健康を守るだけではなく、あなたの大切な人を、
そして、赤ちゃんから高齢者まで、医療も、飲食業界も、観光も、経済も、
ひいては沖縄県全体を守ることに繋がります。
新しい1年がやってきます。素敵な春を迎えることができるように、
みんなで力を合わせて、コロナを乗り越えて行きましょう。ご協力のほどお願いします。
令和2年12月15日 浦添市長 松本哲治