記事番号: 1-9396
公開日 2021年11月12日
空蝉(うつせみ)のカメラ
空蝉(うつせみ)のカメラ ポスター
2020年2月、そのプロジェクトは動き出しました。
浦添市内の中高生が「未来の浦添市」をテーマに、自分たちだけで企画・撮影・編集をすべて行うという初の試み。
10人の中高生が集まり、一生懸命話し合い、試行錯誤をしながらの映像制作を進めていきました。
製作期間6か月、製作時間はなんと100時間超! 脚本・原案は中学生、監督は高校生。
県内では珍しいAR技術も取り入れ、中高生目線で、同世代や大人たちに伝えたいことを映像にしています。
コンセプトは“であえる”
「多様な人と・文化」と出会える
「地域の人」と出逢える
「芸術」と出遇える
「歴史」と出合える
未来の浦添は、そんな街になってほしい——
そんな想いを込めた短編作品『空蝉のカメラ』。
大人や子ども、たくさんの人に見て、一緒に考えて欲しい。
未来の浦添市はどうなっていますか?
どんな浦添市になってほしいですか?
あらすじ
数年前に母を亡くした主人公、比嘉太陽(あだ名:てぃーだ)は、幼馴染の平良夏に半ば強引に誘われ「浦添市の未来を考える会」というワークショップに参加する。
ある日、主人公は母のカメラを持って市内を散策している最中に、不思議な体験をして……
本編映像
予告編&メイキング
タイトルについて
空蝉には「この世に現に生きている人」という意味があり、主人公を表しています。カメラは母の形見で、大切なものなので、合わせて空蝉のカメラにしました。意味としては、母の気持ちと一緒に生きていく、という主人公の気持ちを表しています。(監督:真栄田)
CREDIT
監督
真栄田 璃音(那覇工業高等学校)
脚本・原案
野原 さくら(浦添中学校)
出演
邊土名 俊毅(昭和薬科大学附属中学校)
金城 尚史(浦添小学校)
金城 奈津希(那覇国際高等学校)
宮城 咲海(浦添小学校)
石嶺 凛(陽明高等学校)
大湾 百茜(港川小学校)
平良 おう(昭和薬科大学附属中学校)
屋宜 貴大(浦添高等学校)
吉新 天真(沖縄クリスチャンスクール)
粟森 弘政(NPO法人うらおそい歴史ガイド友の会)
平良 なつみ(浦添市てだこみらい応援員)
玉城 友哉(浦添市市民税課)
松本 哲治(浦添市長)<特別出演>
ワークショップメンバー
上原 丈來(浦添中学校)
宇良 佳祐(浦添中学校)
平良 理月(浦添中学校)
野原 さくら(浦添中学校)
大城 明香里(浦添高等学校)
森 咲良(浦添高等学校)
川満 美緒(那覇工業高等学校)
金城 礼華(那覇工業高等学校)
真栄田 璃音(那覇工業高等学校)
佐喜眞 愛梨(昭和薬科大学附属高等学校)
※所属、肩書はすべて制作当時
音楽
大山 健
制作・著作
浦添市 (c)2020