保育士の定員適正化について(平成30年7月9日受付)

記事番号: 1-4965

公開日 2018年07月18日

ご意見



市の意見に公開されている返答に関して、違和感があります。



http://www.city.urasoe.lg.jp/goiken/2018070400024/の件です。



(ちなみに上記質問者とは別の者です。)



「次に保育士を正規で、事務職を非正規にということですが、公立保育所に関しては保育士を含め、浦添市の正規職員の定数や事務の内容について市の条例等で定められております。



しかし、年々増加する保育所利用数に対し、限られた職員定数では対応できず、非正規職員に頼らざるを得ないのが現状でございます。なにとぞご理解いただきたいと存じますが、現場の先生方に過重に負担がかかるようなことがないよう、これからも情報収集に努め、処遇改善に向け取り組んでまいりたいと思います。」というのが市としての返答なのでしょう。



定員適正化計画や市の条例がありますが、それを決めるのは誰ですか?行政(主に総務部)であり、政治(議会)である。



キッズファーストではなくバジェット(予算)ファーストで、定員適正化の見直しを大幅にする気はないのでしょうか。



32年度までの定員適正化計画が終わり、次期定員適正化を策定する時期が来ているのではないか。



つまり、今が浦添市の将来、今後数年の保育方針が決まるといっても過言ではありません。ここで予算を投入し、人員を確保し、予算ありきの「定員適正化」ではなく、市民の将来を担うキッズファーストを担保し、量、質、ともに確保できる「定員適正化」が必要なのです。



関東圏の定員適正化計画を見ていると、待機児童解消に向け、人員を正規雇用で雇おうとしています。10万人規模の市町村であっても毎年10名程度の採用している自治体もあります。



幸いにも浦添市は市議に保育に関心のある者が多くおり、定員適正化計画で保育職を大幅に確保しても、議会一致が望めるものと思います。他市町村でここまで市議会で保育関連に質疑が割かれるのは珍しく、この市議メンバーで保育行政が変わらなければ、もはや浦添に希望がないとすら思っています。



浦添市は平均年齢40歳で、労働人口をアピールして、企業誘致していますが、働き盛り世代、子育て世代を支援する意味でもやはり保育、教育に予算を投入するのは至極当然の事といえます。



また、行政を臨時にしろという意見が上がっていましたが、私はやはり反対である。行政の臨時職員は日額が約6500円ととても低い水準となっています。手取りでは10万前後ではないかと思います。このような悪しき雇用が、官製であるというのはやはり非常に残念と言わざるを得ない。



回答



現在、浦添市の職員数につきましては、浦添市定員適正化計画に基づいて決定しており、その計画期間は、平成32年4月1日までとなっております。



 ご意見のございました保育士の定員につきましては、今後の公立保育所のあり方及び公立幼稚園の認定こども園への移行等も踏まえ次期計画を策定していく必要があると考えております。



 今後も、よりよい保育環境の充実に向けて引き続き取り組んでまいります。



 また、行政臨時職員の賃金につきましては、沖縄県の最低賃金の水準を上回っておりますが、引き続き適正化を図ってまいります。



 このたびは、貴重なご意見をいただきありがとうございました。


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