♪♪カルガリー(カナダ)からのおたより♪♪第3回

記事番号: 1-15922

公開日 2026年10月05日

カルガリーオキナワンクラブよりおたよりが届きました。

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第3回 バンクーバーからカルガリーへカナダの大自然を走るロードトリップ

 うらしーんちゅのみなさま、初めまして。生まれも育ちも浦添の當間と申します。カルガリーからのおたよりの第3回目を担当します。私はカナダ人の夫と、大学生の息子とカナダのアルバータ州カルガリー市に住んでいて、ここに移住してからは14年ほどになります。移住する前はもちろん浦添市民でした!

 今回はカナダの西の玄関口、バンクーバー(Vancouver)と、ロッキー山脈を越えたところにあるカルガリー(Calgary)とを車で往復のロードトリップをしたので、そのお話をしたいと思います。バンクーバーとカルガリーは距離で言うと約1,000キロほど、車で移動するとノンストップでも10時間以上かかるほど離れています。かなりの⾧距離移動になるので、カナダに住んでいてもなかなか車で行こう!とはならない距離です。私自身もこの往復をしたのは今回が二回目でした。今回はバンクーバーからカルガリーに向かう様子をご紹介します。

 地図が見にくいと思いますが、オレンジのスポットが今回私が紹介しているポイントです。左から、A.バンクーバー、B.ホープ、C.カムループス、D.レヴェルストーク、E.ゴールデン、F.スパイラルトンネル、G.カナナスキス、H.カルガリーになります。

 まず、私たちは朝6時にバンクーバーを出発しました。まだ街が目覚める前の早朝だったので、ハイウェイも空いていました。バンクーバーを出て東へ向かうと、次第に街並みが少なくなり、ロッキー山脈が目の前に見えてきて、そこから山々に囲まれた景色へと変わっていきます。沖縄ではなかなか見ることのできない、スケールの大きな自然の中をひたすら走っていきます。

      

 1時間半ほど行くと、ホープ(Hope)という小さな町があります。ここには日本との交流を記念した「親善公園」という小さな日本庭園があります。カナダの小さな町に日本とのつながりを感じられる場所があるのは、なんだか嬉しいものです。

      

 その後、さらにハイウェイを東へ2時間ほど行くと、カムループス(Kamloops)という町があり、そこには日系人協会があるくらい、多くの日系人が住んでいます。実は今回の旅でバンクーバーに向かう際に、カムループスの日系人協会に立ち寄り、小さな資料館を見学させてもらいました。

      

 カムループスを出ると、ロッキー山脈の合間を抜けながら、どんどん標高の高い方へとハイウェイもくねくね道が増えていきます。そんな中を2時間半ほど進むとレヴェルストーク(Revelstoke)という町に着きます。そこはカナダを縦断するカナダ太平洋鉄道(Canadian Pacific Railway)の建設をきっかけに発展した、歴史ある鉄道の町です。

ちなみにですが、この鉄道の建設には多くの日系人が従事した記録が残っており、1910年にレヴェルストーク近くで発生した大規模な雪崩による犠牲者には日系人も含まれています。

      

 レヴェルストークの次に目指したのは、まだまだロッキー山脈の中にあるゴールデン(Golden)という町です。通常なら2時間ほどで到着となるのですが、この日は事故によりハイウェイの一部が封鎖されていたために迂回し、倍の4時間ほどかかってしまいました。着いた頃にはすっかり夕方で、かなり遅めの昼食となりました。

 ゴールデンを出て45分ほど行くと、スパイラルトンネル(Spiral Tunnels)と呼ばれるトンネルがあります。山の中をぐるぐると螺旋状に走る鉄道トンネルで、⾧い貨物列車が山の中に消えていき、しばらくすると別の場所から再び姿を現します。
この日は運良く、⾧い列車が通過するところを見ることができました。カナダの鉄道はとにかく列車が⾧く、「まだ続くの?」と思うほどです。山と鉄道が一緒になった景色は、とてもカナダらしく感じました。

      

 そこからさらに東へ進むとアルバータ州になります。ちなみに、ブリティッシュコロンビア州(BC州)とアルバータ州(AB州)では1時間の時差があります。車で移動している間に、いつの間にかスマホの時間が1時間進んでいました。どこに時間が変わるポイントがあったのか、私にはよくわかりませんでした。

 そして、カナナスキス(Kananaskis)に荷物を下ろすために立ち寄ることができたのが、午後7時半ごろ。ここで軽く夕食を食べ、1時間ほど離れたカルガリーに戻ってきたのは、夜10時半ごろでした。BC州の時間だと夜の9時半になるので、出発から15時間半が経過していた事になります。一日かけて、海の側のバンクーバーから、ロッキー山脈を越えたカルガリーまで移動しました。

 かなりの⾧距離移動のように思えますが、これでもまだカナダの国土の西側のほんの一部です。東側にあるトロントやモントリオールはもっともっと離れています。

 沖縄に住んでいると、車で10時間以上かけて別の州まで移動するという感覚は、なかなか想像しにくいかもしれません。でもカナダでは、こうした⾧距離ドライブも一つの旅の楽しみです。飛行機なら数時間で移動できる距離ですが、車で走ってみると、その間にあるカナダの広さや自然を実感することができます。

 ⾧い一日でしたが、「カナダって本当に大きいな」と改めて感じた日になりました。

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